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【BOOOOOM!】ダメダメ発言=“駄言”辞典に透明スイーツ!

暮らし
今気になっている話題をお届けする「BOOOOOM!」のコーナー。
今回は“駄言辞典”と“透明スイーツ”を紹介致します。

早く絶版になってほしい♯駄言辞典

「駄言(だげん)」って知っていますか?「駄言」とは・・・相手の能力や個性を考えず、「女なんだから」「男なんだから」とジェンダーにまつわる思い込みな発言のこと。その言葉を発言したこと、言われたこと、それによって傷ついたこと、怒ったりしたことありませんか?この「駄言」を性別、子育て、仕事などのジャンルに分けて集めた「早く絶版になってほしい♯駄言辞典」が話題になっています。この「駄言辞典」には1人の意見ではなく公式ウェブサイトやSNSの投稿から収集された1200件の中から厳選したおよそ400件が掲載されています。

その中からいくつかご紹介!
まずは“女性編”。
『就活は女性らしくスカートで』
昔はスカートを着るのは女の子だと当たり前のように言われていた「女性らしさ」という決めつけによる言葉。しかしスカート=女性というものはなく、スカートやパンツで性別判断をするのはおかしな話ですね。
『母親ならポテトサラダぐらい作ったらどうだ』
高齢の男性がスーパーの総菜コーナーでお子さんを連れているお母さんに向かって放った言葉。料理は女性が作るもの、作ることができて当たり前だということからでた言葉なのでしょうか。しかし料理は女性が、お母さんがつくらなきゃいけないというルールなんてありませんよね。
『家事手伝うよ』
女性は家庭という固定概念があることからの発言。家事をすることに女性だからお母さんだからと性別は関係なく、お互い家族で協力してやっていくものですよね。やって当たり前の事なのについつい出てしまう「手伝うよ」という言葉。みなさんも言われた、言ってしまったという経験ありませんか?
続いて“男性編”。
『男のくせに泣くな』
これも昔から小さいときから言われてきた言葉。他にも「男だから払いなさい」「男ならだまって働け」「男なのに育休とるの?」などその行動に性別は関係はないのでは?と思われる言葉がたくさん発されています。

「“女はこうだから”“男はこうだから”と誰が決めたの?というルールがさもあるかのように押し付けてくる言葉が世の中にはたくさんある」とこの本の編集を担当した小田さん。このような「駄言」が生まれる理由として“歴史的背景”や“社会構造”、“勉強、想像力、共感の不足”など長年の固定概念と想像力が影響していると考えられるのだそう。小田さん自身も過去に「女の子がいたら先方が喜ぶから」という理由で職場での飲み会に誘われた経験があり、仕事をしている相手として見られていないのかと悔しく思うことがあったのだそう。逆に小田さん自身が傷つけてしまったことも。保育園に送り迎えをしていた男性に向かって「イクメンですね!」と褒めたたえるつもりで言ってしまったものの、その男性は送り迎えを当たり前のこととしていてしていたのにも関わらずその言葉を投げかけられて傷ついてしまったとか。このような「駄言」を全部言ってはいけませんということではなく、「嫌だ」と思っている人も中にはいてそれはなぜなのかを考える出発点になる本となることを小田さんは願っています。
私達一人一人が相手の気持ちを考えて発言していくようにしたいものです。

・「早く絶版になってほしい#駄言辞典」編集:日経BP日経×woman 編集部

美しすぎるとSNSで話題の「透明スイーツ」

ツイッター上で90万回以上再生され、話題の「青空ゼリーケーキ」。雲はクリームチーズと生クリームで見事再現されているこの「透明スイーツ」を手掛けるのは、透明愛好家のtomei(とうめい)さん。ツイッターのフォロワー数はなんと17万人越え。小さい頃から透明なものを集めるのが好きだったtomeiさん。現在は食器やインテリアなどのガラス製の透明コレクションや自作の透明なスイーツなどをSNSで紹介しています。
SNSの人気から昨年、「世界一美しい透明スイーツレシピ」の出版もされました。オレンジ色の配色がまるで夕焼けに見える“夕焼け空のゼリーケーキ”、光り輝く満天の星空をイメージした“夜空の水信玄餅”などのレシピが紹介されています。作品のアイディアは自然や身近な日常に関するもので“美しい一瞬”を忘れないように透明で表現しているのだそう。基本的にはゼラチンで溶かして固めるというような工程となっているので作り方は簡単!おうちでもお子さんと一緒に手軽に楽しむことができます。

・「世界一美しい透明スイーツレシピ」著者:tomei 出版社:KADOKAWA

2021年11月17日放送



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