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命ふきこむ和紙づくり

命ふきこむ和紙づくり

世界中の修復が必要な歴史的価値のある美術品や文書(もんじょ)が待ち望む和紙がある。福岡県八女市の手漉き和紙職人溝田俊和さん(52)が手がける手漉き和紙だ。

八女に手漉き和紙製造技術が伝わったのはおよそ1300年前と言われている。矢部川が育む美しい水と豊かな自然に恵まれ八女の主要産業として栄えた。 最盛期には1800軒ほどあった手漉き和紙製造所が今ではわずか6軒を残すという状況。溝田さんは、八女手漉き和紙を絶やすまいと10年ほど前から国内外にその素晴らしさを伝え歩いている。

今では、ヨーロッパをはじめ世界中の美術館や博物館、県内では九州国立博物館の所蔵品「宗家文書」の修復や福岡県立図書館の本の修復に使われるようになった。
「手漉き和紙じゃないとダメな部分に販路を」と溝田さんは言う。もともと和紙は世界中の修復師がその材料として求める素材。

溝田さんはそこに目をつけ一流の美術品を修復する和紙にこだわり開発を続け修復に最適な八女手漉き和紙の特性を生かした修復用の和紙を完成させた。
溝田さんの和紙づくりへのこだわりに迫った。

■取材先
会社名:八女手漉き和紙 溝田和紙
担当者:代表 溝田俊和さん
住所:福岡県八女市柳瀬708−2
電話:0943—22—6087

取材後記

主人公 溝田俊和さんとの出会いは、八女の和紙づくりに関わる知人から「素晴らしい手漉き和紙の職人がいる、ぜひ取材をして八女の手漉き和紙の魅力を伝えて欲しい」と紹介を受けたことがきっかけでした。

初めて工房にお邪魔した日、溝田さんから全盛期には1800軒もあった手漉き和紙製作所が今はわずか6軒に減ってしまい危機感を感じていること、それを再興させるために「八女手漉き和紙」を世界中の手漉き和紙を必要とする場所へその特性を生かした一流の和紙を提供すること、そのために人生のすべてを注ぎ込んでいるというお話を聞き紙漉きの作業を拝見しました。 一定のリズムでスピーディに漉かれていく和紙。その立ち姿は目を惹きました。そして100%天然の原料を使い、伝統の技法を忠実に守り作られたその和紙は輝きとしなやかを持つまるで絹のように美しいもので私自身「八女手漉き和紙とその職人溝田俊和さん」にすっかり魅了されすぐさま企画書にまとめ意気軒昂としたのを覚えています。

取材が始まるとたくさんの方からご協力をいただきました。皆様の「八女手漉き和紙再興を応援したい、溝田さんを応援したい」という思いに導かれ無事取材を終えることができたと思います心よりお礼を申し上げます。今回の取材を皮切りに今後も「八女手漉き和紙」その魅力を伝え続けていきたいと思っています。

担当:RKB毎日放送 三井真由美
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