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ガソリンが高うなってどうしたとな?

毎週水曜日の午後5時過ぎは、「よなおしにわか倶楽部」
福岡市無形民俗文化財の博多にわかを学びながら世相を切るコーナーです。
博多にわか振興会相談役のの志岐らん梅さんに指南していただきます。
今日も、三味線音「ぼんちかわいや」から始まります。

テーマは「ガソリン高騰で政府が補助金」

今週は、下田文代の担当です。

「日本政府はレギュラーガソリンの値上がりで『激変緩和措置』ば初めて発動しんしゃあ。
170円ば超えた分は石油元売り各社に補助金の支援ばするとげな。
ばってん補助金は税金やけん、結局はあたきたち消費者が負担することになるとたい。
それでちゃ、石油元売り会社はマイペースで通常通り、すっきりした気分で石油ば生産ばしよんしゃあとじゃなかろうか?」

「なしてそげなことのわかるとね?」

「それがみんな言いよんしゃあよ。石油元売り会社の人たちは、いっつも、清々(精製)しとんしゃあて」

志岐さんの講評:全体的には風刺の入ったいいにわかだと思います。
原作は「補助金が投入されたことで石油元売り各社は一時的に清々している」となっていました。
「精製」は石油元売り各社は一時的ではなく常にしているので修正しました。
風刺3.5/4 構成2/3 オチ2/3 計7.5/10

 

志岐らん梅さんのにわか
「経産省がリッター当たり170円ば超した分ば石油元売りぃ補助金ば出しなるげなばい。
経産省がそこまでしなるとなら外務省も原油の輸出国ぃ行て安うしてもらうごと交渉して欲しかね。
その時にゃ手土産ば持って行たらよか。
もつ鍋やらおでんの食材がよかろうや」
「そげな食材ば持って行たら、湯がいたりもせんで生で食べなるばい」
「なしな?」
「そらぁ原油が埋蔵されとる地域じゃけん、ここぁ、茹でん(油田)て言わるう」

また来週をお楽しみに。  

 

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