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キャラフルハイスクール~久留米筑水高等学校~

青春の代名詞「高校」。「高校」には、その青春を彩る個性豊かな様々なキャラクター=登場人物が。強豪部のメンバー、スゴ技を持つクラスメイト、名物先生、学食のおかあさん、などなど。そのキャラクターと活動にスポットライトを当てていく企画。

井口アナがその高校を訪ね、キャラクター達の動画を携帯に収め、タダイマ!公式TikTokにアップしていき、BUZZる動画に仕立てていきます。コロナ禍で従来よりも思い出づくりが難しい今の高校生たち。この企画で“青春の1ページ”を一緒に刻めることを目指します。
久留米市山川町にある福岡県立久留米筑水高等学校。

学科が農業学科・福祉学科・家庭学科と3学科あり、農業や環境、福祉や調理などを専門で学ぶことができます。

今回は地域を巻き込んだあるプロジェクトを行っているという生徒たちに会いに行ってきました。
地域を巻き込んだプロジェクトが行われているのが「農業学科食品流通科」。

この食品流通科は食品に関連した産業の発展や変化する流通機構に対応できる人材の育成を目標とし、本格的なパン作りや味噌作りさらに加工商品の開発など食材の栽培から加工・販売までを学ぶ学科です。

食品流通科では毎年様々な商品開発を行っているんです。昨年も久留米市特産の「明星ねぎ」を使ったねぎ味噌を作るなど地元食材を使い地域に貢献してきました。

今年度与えられた課題の食材が「梨」。傷がついて捨てられている梨を使って、企業と協力しなしながら商品を作っていきます。

まず久留米市の地域特産品である「藤山なし」を作る農家の話を聞き、傷や落下によって発生するフードロスについて学んだ生徒たち。ジャムやパンなど様々な加工商品を考える中で、より幅広い世代に手に取ってほしいという思いから「飲む酢」を作ることに。

梨を手作業でカットしペースト状にしたものを酢の醸造メーカーで酢酸発酵させ、最終的なサンプルでは成分の量を変えてどちらが美味しいかを飲み比べて商品化していきます。仲間と共にたまにはぶつかり合いながら真剣に梨酢作りに向き合い、さらには試飲した感覚だけではなく、化学実験さながらうま味や酸度など細かい分析を経て一歩ずつ完成に近づけてきました。現在は商品名とパッケージデザインを決定する最終段階。完成したら 「道の駅くるめ」などで販売できるように準備中とのこと。

そして既に次の商品の開発もスタート! シャリっとした食感の根菜でミネラルやポリフェノールなど栄養豊富な「ヤーコン」。この「ヤーコン」を乾燥させ粉末にして「飴」にしたいんだとか。今開発研究中の3年生はまもなく卒業ということで、途中からは2年生の食品流通科に商品開発を引き継いでいくのだそうです。

商品開発に青春をかけてきた生徒たち。「食品流通科で学んだことを、これからも思いきり発揮してほしい!」そんな願いを込めて井口アナがみんなの青春をきりとったTikTok動画をぜひご覧ください。
@rkbtadaima キャラフルハイスクール?高校生が商品開発した「梨酢」♪久留米筑水高校の食品流通科にお邪魔しましたー!#久留米筑水高校 #食流通科 #久米市 #RKB #タイマ! #キラフルハイスクール #井謙 #恋前ならえ #Official髭男dism ? オリジナル楽曲 - タダイマ!RKB毎日放送

2022年1月25日放送

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