PageTopButton

2月28日(水)放送 福岡県立福岡工業高等学校

出演 機械工学科 3年山本 大遥くん
 岩宗 祐弥くん
 浦方 太一くん
 中峰 大智くん
 政重 明希くん
 安河内 陽くん
 結城 賢心くん
地域貢献にも繋がるのではとの思いで、「ロケットストーブを用いたお風呂づくり」にチャレンジした7人。

薄い鉄板を溶接でつなぎ合わせてつくった高さ約120㎝のロケットストーブ。下に空気の入口があり、その上に燃料投入口があるので、上昇気流を起こすことが出来て、より効率よく燃やすことが出来るのが特徴です。
ロケットストーブは、酸素を効率よく取り入れて、高温燃焼で燃やすことが出来るので、不完全燃焼になると出てしまう有害物質の一酸化炭素や二酸化炭素を出さずに外気に排出するのでクリーンで環境にも優しいです。


ロケットストーブは、ストーブとして燃やせば、周りを温めたり、ストーブの上で料理したりすることが出来ます。
更にストーブと浴槽がコの字型の管で繋がっているので、その管がロケットストーブの中を通って温められる事で、水が循環して、水を温め、お風呂として使う事も出来ます。燃えるものであればなんでも燃やせるので、被災地などでも燃える物があれば火を起こし、ストーブとしてはもちろん、料理をしたり、お風呂として活用したりすることが出来、災害時にも役立ちます。

また、「ロケットストーブを用いたお風呂づくり」は、温かい水が上に上る性質を活かし、水の循環を使って温めるという仕組みなんですが、ロケットストーブとお風呂をつなぐ水の対流の仕組みが特許に当たるのではないかと、特許庁主催のパテントコンテストに応募した所、優秀賞を受賞!特許の申請の支援の対象に選ばれ、現在、特許申請中です!!更に1月の上旬には、福岡県の課題研究の発表があり、その中で最優秀賞を受賞しました。

4月から自動車関係の仕事に就く岩宗くんは、「自動車の燃料の排出するエコについてどの企業も取り組んでいるので、その点について、ロケットストーブの仕組みから学ぶことが出来たのでよかった!」と話します。

この記事はいかがでしたか?
リアクションで支援しよう