ペットのミニブタ含む全頭に“ワクチン接種”始まる~養豚場で豚熱感染を受けて
ニュース動物"豚熱”飼育頭数3割を占める九州でも・・・

今林隆史
佐賀県唐津市の養豚場で豚熱が発生したことを受け、佐賀県や福岡県などは19日から飼育されているすべての豚・イノシシへのワクチン接種を開始しました。
ペットを含むすべての豚とイノシシが対象

農林水産省は、九州の7県すべてをワクチン接種の「推奨地域」に設定しました。これを受け、福岡県や佐賀県は19日から豚とイノシシのワクチン接種を始めました。ワクチン接種の対象となるのはペットのミニブタを含む飼育されているすべての豚・とイノシシです。
福岡・佐賀では約15万頭がワクチンを接種へ

福岡県では約8万頭、佐賀県では約6万6000頭に上ります。ワクチン接種は、福岡・佐賀・長崎・大分の九州北部4県で同時に開始されることになっていて、19日から来年3月31日まで行なわれます。
"豚熱”飼育頭数3割を占める九州でも・・・
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この記事を書いたひと

今林隆史
1976年生まれ 福岡市出身 政治・経済などのニュース取材に加え、ドキュメンタリー番組の制作にも携わる。第58次南極観測隊に同行。JNNソウル特派員として韓国の大統領選挙(2022)などを取材。気象予報士・潜水士の資格を有し、環境問題や防災、水中考古学などをライフワークとして取材する。 番組「黒い樹氷~自然からの警告~」で科学技術映像祭 内閣総理大臣賞(2009)、「甦る元寇の船~神風の正体に迫る~」同映像祭 文部科学大臣賞(2013)など受賞。