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「ペットの豚にもワクチンを」知事が命令 豚熱感染 九州4県で9月19日ワクチン接種開始

ニュース政治・行政"豚熱”飼育頭数3割を占める九州でも・・・

今林隆史

佐賀県の養豚場で豚熱の感染が確認されたことを受け、佐賀県や福岡県など九州の4県は9月19日から全ての豚とイノシシにワクチン接種を開始すると発表しました。

福岡県知事が豚やイノシシの所有者に命令

福岡県の服部知事は、12日、豚とイノシシの所有者に対しワクチン接種を受けることを命令する告示を行いました。

ペットの豚も対象

家畜伝染病予防法に基づく措置で、接種の対象となるのはペットのミニブタを含む、飼育されている全ての豚とイノシシで、佐賀県では約6万6000頭、福岡県では約8万頭です。

9月19日から接種開始

佐賀県唐津市の養豚場で豚熱の感染が確認されたことを受け、農林水産省は、今月5日九州の7県全てをワクチン接種の推奨地域に設定すると決めていました。ワクチン接種は、福岡のほか、佐賀・長崎・大分の九州北部4県で同時に開始される予定で、9月19日から2023年3月31日までの間に行なわれます。
 

"豚熱”飼育頭数3割を占める九州でも・・・

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この記事を書いたひと

今林隆史

1976年生まれ 福岡市出身 政治・経済などのニュース取材に加え、ドキュメンタリー番組の制作にも携わる。第58次南極観測隊に同行。JNNソウル特派員として韓国の大統領選挙(2022)などを取材。気象予報士・潜水士の資格を有し、環境問題や防災、水中考古学などをライフワークとして取材する。 番組「黒い樹氷~自然からの警告~」で科学技術映像祭 内閣総理大臣賞(2009)、「甦る元寇の船~神風の正体に迫る~」同映像祭 文部科学大臣賞(2013)など受賞。