”ととのう”とはサウナでの専門用語で、サウナ・水風呂・休憩を繰り返すことで訪れる”快感”の状態のこと。リポーター矢野ペペとサウナナビゲーターの金沢昂紀(WEBマガジン「九州とサウナ」プロデューサー)が九州の魅力ある様々なサウナを紹介する「totonoimap(ととのいマップ)」。
今回はテレビ初登場!こだわりがすぎる熊本の超個性派サウナが登場します。
TV初登場!こだわりの個性派!街中で隠れ家サウナ
今回は、熊本へ初上陸。熊本はサウナ王国と呼ばれており、その理由はやはり「水」!阿蘇山から流れ出る地下水が豊富にあり、清く柔らかい水を味わうためにサウナがたくさん点在します。
まずは、個性派の中でも個性派というレストランとサウナが融合した施設「サストラン」?のようなサウナ。
やってきたのは熊本市内の住宅街。マンションの最上階の部屋にある貸切のサウナ施設「イントロヴェッタ」。
ドアを開けるとすぐサウナ!マンションの一室とは思えないほどしっかりと作られています。ここは熊本の”もの”にこだわった体験ができるそうで・・・。
その1番のこだわりは、ロウリュ。オーナーが持ってきたのはロウリュ用の3つのお茶。地元のお茶屋さんが特別に配合したもので、3種類のお茶を1セットごとに変えて体験できます。
1セット目は香ばしく爽やかな香りのお茶ですが、2セット目は、ハッカの香りをまるで味覚で味わうような感覚になり、3セット目はさらに発汗を促されるスパイシーな香りのロウリュ。食欲をそそられる香りを放ちます。まさに飲むロウリュのオンパレードです!
そして、お待ちかねの水風呂は熊本市の天然水。まるで肌から水を飲むかのようなまろやかなおいしさが味わえます。
最後はベランダでの外気浴へ。日常の中に非日常を作ることで大切なことや人や時間が身近にあることを伝えられたら…というオーナーの思いもあり、この場所に作ったのだそうです。
ととのった後は、お待ちかねのサウナ飯♡。貸し切りのリビングスペースでコース料理を頂くことができます。
提供されるのは、熊本県産の野菜をふんだんに使った身体に優しい味付けがされたコース料理。腸まで綺麗になってほしいという想いを込めた前菜から始まり、メインはスパイスの効いたドライカレー。そして目を引くいちごの白和え。こちらデザートではありません。
さらに、何度も利用したことのある常連の金沢さんおススメが4種類のキノコが入ったクリームスープ。金沢さん曰く「液状類の最高峰」なのだとか!こころにも体にも染み入る優しいコース料理です。
サウナ+お食事で、この空間をまるごと貸切で4時間使えるという贅沢さ。この何もしない贅沢空間をぜひ味わってみてください。
〇イントロヴェッタ
熊本県熊本市西区蓮台寺 10階
Instagram:@vetta_kumamotok
午前の部 4時間貸切(サウナ+コース料理4品) | 1人 1万円 |
午後の部 5時間貸切(サウナ+コース料理5品) | 1人 1万5千円 |
サウナの西の聖地!湯らっくす!サウナエンターテイメントを満喫!
思わず「タダイマ」と言いたくなる、サウナ界で知らない人はいないという西の聖地として知られる「湯らっくす」。全国各地からサウナ好きが訪れる日帰り温浴施設です。
入口にはフォトスポットにもなっている「MADMAX」のボタン?これは何を意味するのか???
浴室に入ってすぐ真正面に鎮座するのは”深さ日本一の水風呂”。深さは171センチあり、ちょうど金沢さんが沈んでしまうほどの深さ。
聖地といわれる理由の1つは水風呂を囲むように3つのサウナを完備していること。
サウナの中で待っていたのはサウナ界の奇才、湯らっくす社長の西生さん。
本格サウナは最大35人は入れる広さ。通称”キャデラックマット”と呼ばれるフカフカのマットが敷き詰められています。ここではお昼から夜までなんと1日20回以上行われるアウフグースイベントが大人気。室内は満席状態が当たり前。全国から、トップクラスの熱波をうけにファンがやってくるほどなんです。
そして社長の一番のおススメサウナは「メディテーション(瞑想)サウナ」。今こそ多くなってきている瞑想系のサウナですが、この場所が全国で先駆け。気持ちよさにこだわり、心地よく集中できる瞑想空間。ここのコンセプトは「呼吸をするサウナ」なんだそう。
ストーンの位置にこだわり、新鮮な空気が常に循環するように天井を低くし熱が回る作りに。白樺の葉をつけた水から落ち着く香りが室内に漂います。
さあ、湯らっくすのメイン、深~い水風呂へまいりましょう。金沢さん沈んでしまいました。
そしてここにありました!「MADMAX」ボタン!押してみると、息もできなくなるほどの水が流れ落ちてきました~。水圧で水の中に押し込まれるほどの水量。まるで修業のよう。これぞマッドマックス!!あまりの深さから紐で登らないと届かないボタンは、多くの利用者を虜にする儀式的な入浴方法です!
水は阿蘇山から20年かけ流れついた伏流水で柔らかさ抜群!これも西の聖地と言われる所以です!
ととのった後、2階ではゆったり過ごせる休憩スペースや充実した食事処も。熊本産にこだわった自慢のサウナ飯のほか、プライベートな空間で宿泊できるドミトリー。また女性専用エリアも新設されました。
さらに、最近できた目玉は、1月1日オープンの「THIS IS IT」。サウナとは思えないネオンライトの中で男女一緒に80人まで入ることができるサウナなんです。
一番の特徴は九州で唯一!アウフグースやヒーリングマッサージなどのさまざまな演目を楽しめるということ。まるでライブ会場のよう!音楽に合わせて熱波を受けることができ、さらに利用者も演舞に参加することもできます。
「THIS IS IT」で火照った体を癒す場所は、サウナの隣にある「冷却室」。その温度が、なんとマイナス5度!これがまた気持ちいいんです。
まさにサウナとエンタメを掛け合わせた新しいサウナの形。西の聖地からまた新しいサウナ文化が発信されています。
〇湯らっくす
熊本県熊本市中央区本荘町
入浴料 | 中学生以上:平日 900円/土日祝 1000円 4歳~小学生:300円 |
入浴+2時間利用 | フリーコース:平日 1650円/土日祝 2000円 3時間コース(土日祝のみ):1650円 ※料理は別途料金 |
THIS IS IT | ドミトリー使用宿泊者は無料 入浴&2時間利用+300円~ |
放送:2024年1月11日(RKB毎日放送 ごご3時40分 タダイマ!内)
おことわり:掲載内容は放送当時のものです
この記事はいかがでしたか?
リアクションで支援しよう