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お花見の計画は4月上旬に ピンクの花びらが顔を見せた標本木のソメイヨシノのつぼみ 今年は平年より遅い予想も

◆福岡管区気象台のソメイヨシノ
福岡の桜の開花宣言は、福岡管区気象台にあるソメイヨシノの標本木で5~6輪の開花が確認されたら出されることになっています。3月14日はつぼみ部分がまだ固く、先が緑色になっているのはごく一部でした。しかし、19日再び訪れると、つぼみの半分ほどまで緑色になりふくっらみも目立ちました。また、確認できる範囲でひとつだけ、先がピンク色に、花びらが顔を出しているつぼみを見つけました。

◆福岡の開花予想は23日
ウェザーマップによると、福岡の開花予想日は3月23日。ここ数年は平年(22日)より早い開花が続いていましたが、今年は久しぶりに平年より遅い開花となるかもしれません。

◆なぜ平年より遅い?
なぜ開花が遅れそうなのか。2月はかなり気温が高めでしたが、3月にたびたび寒の戻りがあったことが要因だと思われます。また、20日から21日にかけても再び寒気が流れ込む予想で、つぼみの成長はいったん足踏みとなりそうです。ただ、22日から23日にかけて気温が17度から19度にまで上昇する見通しで、一気に開花が進むのとみています。

◆お花見するなら・・・
開花から満開までは1週間から10日ほどかかると言われています。もちろん場所によって差はありますが、お花見の計画は4月上旬にたてると良さそうです。

RKB毎日放送 気象予報士 横尾槙哉

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