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子どもたちにもお茶に親しんでもらいたい『ねこじたなのにお茶がすき』

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コワモテなのに、繊細だとか。小国なのに、リッチだとか。世界を面白くしているのはギャップだという、そんな意見に賛成の方は、お好きでしょうね。

お茶の雑誌「なごみ」を出してる淡交社が、子供達にもお茶に親しんでもらえるようにと出した絵本とのことですが、だいたいそういう風に企画されたものは我田引水で、事情が滲み出てつまんなくなってしまうところ、そこもギャップあり。なんとも豊かな絵本になっているのは、作家の才能か、淡交社のプロデュース能力か。

ねこじたなのにお茶がすき

お茶の世界のことだし、中身をどうこうとここで紹介し始めるのは野暮。good title booksではタイトルも中身もいい本しかオススメしないから、タイトルに心なびいた方は迷いなく手元に置いてもらえればOK。

ねこじたなのにお茶がすき ねこじたなのにお茶がすき

お、と一目惚れしたのは、まさにお茶の産地、嬉野の名旅館、和多屋別荘の中の本屋さんだったのですが、その時にパラパラと眺めて、一番好きになっちゃったのは、この絵本に登場する、ねことご主人が一緒にお茶を飲む、その茶室の掛け軸なんですね。「心」と書かれたその佇まいに、心がなごみ(淡交社だけに)、これは紹介しなければと思い、今月ご紹介。

ねこじたなのにお茶がすき ねこじたなのにお茶がすき

お茶好きの方は、あったかいお茶を淹れて。ねこを買ってらっしゃる方は、ぜひねこと一緒に、お楽しみください。

ご紹介した本は、good title booksで販売中です。

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