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養殖を極める!豊後ハマチ若武者

従業員13人、平均年齢33歳という若さで水産業界に新風を吹き込む大分県佐伯市の浪井丸天水産。3代目・浪井大喜代表(39)のもと、2019年から独自のブランド魚「豊後ハマチ・若武者」を養殖している。


若武者は多くの業者が生産しているブリのサイズではなく、飲食店が1日で使い切れる約4kgのハマチ(5キロ以上に成長するとブリに呼称が変わる)を出荷することでフードロス削減と通年安定供給を実現。また、ビール酵母を配合した飼料により豊かな旨味と高い鮮度保持を可能にした。そして、自社での即時加工と配送も行っており、生産から加工、配送までの一貫体制を築いている。


さらに、ブルートゥース搭載の計量器で業務の効率化を図り、託児スペースや筋トレルームの設置など職場環境の整備を進めた結果、水産業界では革新的ともいえる経営体制が高く評価され、2025年の農林水産祭で最高賞の「天皇杯」を受賞した。

 

若武者の出荷数は右肩上がりに成長しており、国内のみならず台湾やアメリカにも販路を拡大している。さらに、ギフト商品の生産販売、養殖業体験の受け入れ、魚の骨を活用したクラフトジン開発など、浪井さんの養殖を極める挑戦は留まることを知らない。

<取材先データ> 

浪井丸天水産
代 表:浪井 大喜さん
住 所:〒876-2302 大分県佐伯市蒲江大字西野浦198-4
電 話:0972-43-3700
ホームページ:https://wakamusha-oita.com/
 


 

取材後記

今回、取材をさせていただいた浪井丸天水産に初めて訪ねた時の私の印象は、「とにかくキレイ!」。作業場や事務所は清潔で整理整頓されていますし、番組で紹介した休憩スペースやトレーニングルームなどの設備以外にも、加工品の商品開発をする調理ルームには撮影用のスペースもあり豪華な照明も完備(番組での商品撮影でも使用させてもらいました!)しており、私が思っていた水産業・養殖業のイメージとは全く違う環境でした。


また、クラウドでの生産管理などIT化も積極的に推し進める浪井代表は、チャレンジ精神が旺盛で取材に行くたびに「次は○○をしてみたい」という話を聞くので、どこまで番組で扱うか悩ましかったほどです。そんな数ある浪井代表の次の挑戦で私が気になったのは、餌に加えている海外産のビール酵母を国産のビール酵母に変えるというチャレンジ。うまくいけば、より健康的な魚が育ちさらに美味しくなるかもしれないそうで、浪井代表の実行力からすると実現する日も近いのではないかなと期待しています。


「豊後ハマチ若武者」や加工品の「天薫シリーズ」は、浪井丸天水産の公式HPからも購入できますし、若武者の3枚おろし(真空包装)はふるさと納税でもらえる返礼品にもなっています。価格以上の満足度がありますので、是非、皆さんも味わってみてください!

 

(OBS大分放送/伊東武紀)

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