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南国バスガイド 汗と涙の奮闘記

南国情緒にあふれ九州屈指のリゾート地として栄えていた宮崎県。昭和40年代には「フェニックスハネムーン」がブームとなり、年間37万組もの新婚カップルが宮崎を訪れていました。そんな宮崎の観光に欠かせなかったのが、車内を盛り上げる歌と豊富な知識で観光客をおもてなしする“バスガイド”。観光宮崎を支えてきた宮崎交通には、年に125名がバスガイドとして入社することもあったほど女性が憧れる仕事の代名詞でしたが、現在は在籍しているバスガイド全体でも11名、めっきり減少してしまいました。観光宮崎の復活のためにも人材確保が叫ばれています。
今年4月、宮崎交通に入社した新人バスガイドはわずか3名。志望動機は「大好きな宮崎の自然をPRしたい」「若いうちにやりたいことに全部挑戦したい」「アイドルみたいにキラキラしているバスガイドに憧れた」など、三者三様。そんな彼女たちが一人前としてデビューするには、3ヶ月に渡る厳しい修行を乗り越えなければなりません。礼儀作法や言葉遣いは勿論、難しい民謡の歌い方も熟練のバスガイド教官に叩き込まれ、膨大な量のガイド文章をひたすら暗記。果たして、全員が無事にデビューすることができるのか?奮闘の日々を追いました。
(製作:MRT宮崎放送 / 牛田幸宏)

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