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チェスト!公務員ランナーズ

鹿児島県日置市の飛松佑輔さん(28)。
高校時代から陸上長距離を始め、ロードレースで才能を開花。大学卒業後は私立高校の講師を務める傍らフルマラソンに挑戦し、2017年の鹿児島マラソンで初優勝を飾った。その後、飛松さんは日置市役所に入所。公務員とマラソンランナーの2足のわらじで全国のトップ選手に挑んでいる。孤軍奮闘する飛松さんを後押しするように、市役所陸上部が発足。9人の長距離選手が集まった。部の結成にあたり、彼らはひとつの大きな目標を掲げた。それは毎年元日に開催される「ニューイヤー駅伝」への出場。地方公務員のチームが出場した例は、九州ではまだ無い。並み居る実業団チームと違い、フルタイムでの勤務が基本の選手達は、早朝や帰宅後に練習に打ち込む。窓口勤務など、市民と接する機会の多いメンバーもいる。彼らの走る原動力となっているのは「地域の人たちと同僚の応援」だ。新戦力も加わり予選突破に期待が高まる中で迎えた九州予選。結果は果たして・・・。
地元の大きな期待と応援を背に、常識にとらわれないスタイルで駅伝界に新たな風を吹き込む男達の挑戦を追う。
(製作:MBC南日本放送 / 藏屋 麟之介)

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