目次
福岡を代表する7人の食の伝道師が、マジで選んだ“福岡No.1グルメ”が登場。食通たちが選んだ究極の料理を味わうのは、グルメ芸人こがけん、DJ KOO、KAZMA(しずる)という異色のメンバーたち。いったいどんなグルメに出会い、どんな感動が生まれるのか?!
季節のフルーツを使った「NOOICE」のパフェ(中央区今泉)
おいしいグルメにたどり着くためのヒントは、7人の伝道師の「顔」写真だけ。食通芸人こがけんと、福岡を拠点に活動するアイドルグループ・LinQ・髙木悠未が体当たりでレポートします。
こがけんが1食目に選んだ伝道師は、2番の佐野隆さん。九州で初めてのチョコレートショップとして知られ、創業80年の歴史を持つ洋菓子専門店「チョコレートショップ」の2代目オーナーシェフです。
「県内のスイーツをほとんど全て制覇した」と話す佐野さんが、「嫉妬するほどおいしい」とおすすめするのは、福岡市中央区今泉にある「NOOICE」のパフェ。さっそくお店に向かいました。
こがけんが1食目に選んだ伝道師は、2番の佐野隆さん。九州で初めてのチョコレートショップとして知られ、創業80年の歴史を持つ洋菓子専門店「チョコレートショップ」の2代目オーナーシェフです。
「県内のスイーツをほとんど全て制覇した」と話す佐野さんが、「嫉妬するほどおいしい」とおすすめするのは、福岡市中央区今泉にある「NOOICE」のパフェ。さっそくお店に向かいました。
この日味わったのは「桃とローズのパフェ」(1,980円)。桃を丸ごと使った、現代アートのような盛り付けが印象的です。「その時最もおいしい旬の桃を、全国から選んで仕入れています」とNOOICE代表・佐藤健一さん。
※桃パフェは8月で終了
濃厚なピスタチオアイスに、バラ香りをまとった上品なジュレ。アイドル髙木のユニークな食レポにも注目です。
なお、この日いただいた「桃とローズのパフェ」は8月で終了。今回は佐野さんのリクエストで特別にご準備いただきました。9月からは「モンブランパフェ」(1,480円)が登場します。
濃厚なピスタチオアイスに、バラ香りをまとった上品なジュレ。アイドル髙木のユニークな食レポにも注目です。
なお、この日いただいた「桃とローズのパフェ」は8月で終了。今回は佐野さんのリクエストで特別にご準備いただきました。9月からは「モンブランパフェ」(1,480円)が登場します。
鮮度抜群! 「ふーずばー きんしゃい」(中央区春吉)の「ズリ刺」
次に選ばれた写真7番の男性は、フォロワー数3万6,000人のインスタアカウントを運営するグルスタごちさん。福岡グルメに魅了されて広島から移住してきた、食のインフルエンサーです。
そんなグルスタごちさんが選んだNo.1グルメは、中央区春吉にある「ふーずばー きんしゃい」の「ズリ刺」です。普段はテレビ取材NGだそうですが、今回は特別に許可していただきました。
「うちでは『とりあえずズリ刺』が定番です」と店主の鶴岡拓郎さん。フグのように豪快にすくい上げていただくのが、グルスタごちさんすすめの味わい方です。
当日仕入れた砂ズリから、歯ごたえの良い部分だけを厳選。鮮やかで美しい色とコリコリの食感が楽しめます。これが2人前1,380円なんて!
当日仕入れた砂ズリから、歯ごたえの良い部分だけを厳選。鮮やかで美しい色とコリコリの食感が楽しめます。これが2人前1,380円なんて!
和食の魅力は国境を超える! 「福ずし」の「ぶりあらだき」(早良区西新)
こがけんが選んだ写真3番の男性は、料理研究家のフマユン・ムガールさん。パキスタン出身のスパイス&ハーブの研究家で、来日当初は財界や芸能界のVIPの通訳として活動していました。舌の肥えたVIPたちと数々の美食を楽しんだムガールさん。選んだのは意外にも「和食」?!
早良区西新にある「福ずし」は、地元で人気の寿司の名店。豊富な品ぞろえと居酒屋のような大衆的な雰囲気が特徴です。鮮度抜群の魚介が手ごろな価格で味わえるのは、漁師から直接仕入れているから。
ムガールさんが「最後の晩餐でも食べたい」と言う究極の一品をいただく前に、店主の溝上雄一さんに「福ずし」の4代名物を作っていただきました。
ムガールさんが「最後の晩餐でも食べたい」と言う究極の一品をいただく前に、店主の溝上雄一さんに「福ずし」の4代名物を作っていただきました。
「カワハギ姿造り」(1,850円)に「幻の生シャコ刺身」(2匹680円)、「ゴマサバ」(680円)、「たこおどり刺」(780円)。鮮度抜群の海の幸に食欲を刺激されつつ、お待ちかねの”福岡No.1グルメ”「ぶりのあらだき」(980円)の登場です。
ふっくらとした身に、洗練された味つけ。シンプルな材料で作る素朴な料理だからこそ、職人の腕やセンスが現れます。板前修業の経験もあるこがけんも「おいしい!」と大絶賛。このあらだきを味見しようと、同業者が訪れることも多いそうです。
ふっくらとした身に、洗練された味つけ。シンプルな材料で作る素朴な料理だからこそ、職人の腕やセンスが現れます。板前修業の経験もあるこがけんも「おいしい!」と大絶賛。このあらだきを味見しようと、同業者が訪れることも多いそうです。
稀少な高坂鶏を使った「ふるや」のコース料理(中央区警固)
DJ KOO、KAZMA、中上真亜子の3人が最初に選んだ「顔」は、さわやかな印象の6番の女性。国内約40店舗、パリに1店舗を展開する福岡の飲食企業「O・B・U Company」の管理本部長・寺川佐代さんです。
そんな寺川さんが選んだのは、中央区警固にある「ふるや」のコース料理。この日はコース料理のうち一品をセレクトして提供してもらいました。
※コース料理からの一皿。単品の場合は1,000円
メインは馬刺しのハラミ(横隔膜)。ニラ醤油はお好みで。添えられているもう一品は、稀少な高級鶏・高坂鶏の白肝。フォアグラに近いなめらかさが特徴で、秋田産の磯海苔といっしょにいただきます。
「クセがなく食感がいい」とDJ KOO。「噛めば噛むほど旨みが出る」とKAZMA。和食ひと筋の店主・森博志さんの思いが込められた究極の料理を堪能しました。
自然派ワインと楽しみたい「ル・ルビー」の「近江牛のロースト」(中央区赤坂)
次に選んだ4番の女性は、ライターの寺脇あゆ子さん。地元の情報誌などで食に関する記事を取材・執筆するなかで、「肉女」というあだ名も?!
業界屈指の食通がおすすめするのは、中央区赤坂にある「ル・ルビー」。普段は取材NGだそうですが、今回は特別に許可をいただきました。
「近江牛のロースト」(100g・3,000円)のおいしさのヒミツは、食材の良さと店主・清末太一さんの焼き加減だと言います。使うのは、抜群の信頼を置く凄腕の精肉店が選んだ近江牛だけ。フライパンで「焼く・寝かせる」を繰り返し、約40分かけてじっくりと火を入れます。
味付けは台湾の「麻辣ペッパー」だけ。「旨い MEETS GIRL」「噛めば噛むほどDO DANCE」など、DJ KOOも名フレーズを連発するほど衝撃のおいしさでした。
※「自然派ワインとお料理の店」のため、お酒が飲めない方は入店をご遠慮いただいています。
「近江牛のロースト」(100g・3,000円)のおいしさのヒミツは、食材の良さと店主・清末太一さんの焼き加減だと言います。使うのは、抜群の信頼を置く凄腕の精肉店が選んだ近江牛だけ。フライパンで「焼く・寝かせる」を繰り返し、約40分かけてじっくりと火を入れます。
味付けは台湾の「麻辣ペッパー」だけ。「旨い MEETS GIRL」「噛めば噛むほどDO DANCE」など、DJ KOOも名フレーズを連発するほど衝撃のおいしさでした。
※「自然派ワインとお料理の店」のため、お酒が飲めない方は入店をご遠慮いただいています。
注目の若手現る! 「季節料理ます本」の「アラと季節野菜のスープ煮」(南区大橋)
南区高宮に店舗を構える「食堂セゾンドール」のシェフ・前山仁さんは、福岡フレンチ業界のトップシェフ。そんな前山さんが最近見つけたお気に入りの店が、南区大橋にある「季節料理ます本」です。
店主の桝本修平さんは、ホテルオークラで和食の修行を積んだ後、独立。2021年10月に「季節料理ます本」をオープンしました。
いただいたのは、「アラと季節野菜のスープ煮」(1,200円 ※仕入れ値で変動)。
ほろほろと口の中でほどける幻の高級魚クエと、野菜の旨みがたっぷりと染み出した「スープ」に、心もからだも癒やされるメンバーたち。その表情を見た前山シェフのやさしい笑顔も印象的でした。
いただいたのは、「アラと季節野菜のスープ煮」(1,200円 ※仕入れ値で変動)。
ほろほろと口の中でほどける幻の高級魚クエと、野菜の旨みがたっぷりと染み出した「スープ」に、心もからだも癒やされるメンバーたち。その表情を見た前山シェフのやさしい笑顔も印象的でした。
人気ラーメン店主の“原点の味”「屋台ともちゃん」の「とんこつラーメン」(中央区渡辺通)
続いて登場する写真1番の男性は、行列ができる人気店「博多らーめん Shin-Shin」の店主・中牟田信一さん。自身がラーメン業界に入るきっかけにもなった、「屋台ともちゃん」の「とんこつラーメン」をレコメンドしてくださいました。
繁華街・天神にある「屋台ともちゃん」にはおでんや串物もそろい、「黒毛和牛タン」(1,300円)などの一品料理も味わえます。
今回味わうのは「チャーシューメン」(900円)。店主・江口潤さんが見守るなか、DJ KOOさんの「紅生姜 DO DANCE」がさく裂! KAZMAも満足そうな表情で、シメのグルメを満喫しました。
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