中島理恵のさわやか信州リポート

土曜 9:18
再来年は、諏訪の「御柱祭」!

再来年は、諏訪の「御柱祭」!

日本三大奇祭にも数えられる、諏訪の「御柱祭(おんばしらさい)」。
諏訪湖のほとりにある諏訪大社のお祭りで、数え年で7年に一度=寅年と申年の春に行われます(善光寺御開帳の翌年と覚えましょう)。
よく映像や写真で、巨大な丸太柱に人々が乗っかって、そのまま山の斜面を滑り落ちていく…というのが紹介されますが、あれは「木落し」と呼ばれるハイライトのひとつ。

諏訪大社には上社と下社があって、それぞれに二つずつお宮があります(上社=前宮と本宮、下社=春宮、秋宮)。
その計4つのお宮に4本ずつ計16本の柱を建てるために、山から木を伐り出して、里まで運んで、里を巡ってお宮に届けて柱を建てるという壮大なお祭りなのです。
大きい柱だと直径が1m、長さ17m、重さ10tほどになるといいます。
重機や車どころかコロも使わず、人力のみで柱を運び建てるのです。
人力を合わせるきっかけや気合い入れに登場するのが木遣り。うまい木遣りだと、御柱がすっと動くんですって。

そんな話を聞かせて下さったのは、御柱祭のガイド施設「おんばしら館よいさ」でガイドをなさっていた高木利幸さん。
「お祭りが終わると次のお祭りの準備をしてる感覚」だとおっしゃいます。
しかも幼少の頃から常に準備万端だそう。
「保育園の頃から御柱を建ててる」「運動会では木遣り合戦」「好きな人は自分の家にも柱を四本建ててる」…と、エピソードが次々出てきます。

命知らずな「木落し」や、雪解け水の冷たい川を渡る「川越し」などが、見所というかハイライトと言えますが、御柱祭のメインは町なかを柱が移動していく「里曳き」だと高木さんが教えてくれました。
「観光のみなさんが来ても、御柱を曳くことができますし、御柱に乗れます。
それが里曳き。参加型のお祭りですから」とも。
諏訪大社各社に柱が到着して建てられる時も、機械は使わず、木材とロープを組み合わせた仕掛け=テコや滑車の原理で人力のみで行われます。
「おんばしら館よいさ」には、そのミニチュアがあって、「ほう、こんな仕組みになっているのか…」と、感動+理解が進みます。

次の御柱祭は再来年=令和4年。
山出しは、上社が4月2~4日・下社が4月8~10日。里曳きは、上社が5月3日~5日・下社が5月14~16日。
今から、準備いたしましょう。
(なお、放送の木遣りは、2009年夏に収録した、下諏訪町木遣保存会の小松直人さんです)

□ 諏訪大社 →
http://suwataisha.or.jp/
□ おんばしら館よいさ →
https://shimosuwaonsen.jp/item/1707/
□ 信州諏訪観光ナビ →
https://www.suwa-tourism.jp/
□ 長野県公式観光サイト →
https://www.go-nagano.net/
□ FDA フジドリームエアラインズ →
http://www.fujidream.co.jp/

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