PageTopButton

信州の桃 ~ JA全農長野

暮らし
長野県は桃の産地。生産量は、山梨県、福島県に次いで全国3位です。

信州の桃は、7月中旬から9月いっぱいまでと長い期間出荷されます。理由は、早生種から晩生種まで品種が多いこと。中には長野県のオリジナル品種もあります。さらに、長野県が南北に長く標高差が大きいのも理由です。標高の高いところは9月に入ってようやく旬を迎えるくらい。「地域ごと品種ごとのリレーをしています」と、JA全農長野・福岡販売事務所の久保田浩貴さん。さらに信州の桃について教えてもらいました。

桃を育てる時に実を袋で包みますが、長野県の場合はこの袋を早めに取って、太陽を長く当てます。そうすると、果面が赤く色づいて糖度も上がるんですって。

信州の桃の代表的な品種は、7月下旬に出てくる「白鳳」、8月に入るころには全国品種の「あかつき」、そして、長野県オリジナル品種の「なつっこ」!ひと玉350gくらいの大玉、やや硬めの果肉で甘い!(写真は↓)

お盆過ぎ、8月下旬にでてくるのが「川中島白桃」。あの川中島の合戦が行なわれた長野市川中島町で発見された品種です。「なつっこ」よりさらに硬い果肉で日持ちもいい桃。冷蔵庫に入れておけば9月中旬まで楽しめます。(写真は↓)さらに、同じく川中島で発見された「黄金桃=おうごんとう」という黄色系の桃が9月中下旬まで出てきます。

久保田さんが九州勤務で気付いたのは、「九州の人は大玉の桃が好き」ということだそう。実は桃に限らず、りんごも梨もすいかも…なんですって。確かにその傾向はあるかも。
そして、「柔らかい果肉の桃が好き」ということ。信州人(特に生産者)にとって桃は「がりっ」と丸かじりしておいしいもの、みたいです。でも「九州勤務を機に柔らかい桃も食べられるようになりました。あ、柔らかくてもうまいんだ…って。」と、久保田さんは笑います。店頭で信州桃を見かけたら、ぜひぜひ、お召し上がりくださいな。柔らかい桃派は、一日常温でおいて熟成させてからいただきましょう~。

□ JA全農長野 →  https://www.nn.zennoh.or.jp/ □ 長野県公式観光サイト →  https://www.go-nagano.net/ □ 信州まつもと空港地元利用 →  https://www.matsumoto-trip.com/airport-arrival/

この記事はいかがでしたか?
リアクションで支援しよう

radiko 防災ムービー「いつでも、どこでも、安心を手のひらに。」