PageTopButton

変幻自在 僕だけのAjito

ビジネス
木の温もりを感じる木製のコンテナハウス。それは趣味の部屋、大切なバイクを保管するガレージ、コーヒーの焙煎所にもなる。
長崎市琴海地区で20年続く工務店「さんたハウス」。代表の山川吉信さん(57)は、県内の戸建て新築や、リフォームを数多く行ってきた。
山川さんが開発した木製のコンテナハウス「Ajito D/birth」は、パネル式のDIYキット。数字が書かれたパネルを順に組み立てるだけで作ることができる。苦手な人でも半日で組み立てられる。キットは軽トラックに積み込めるほどのサイズで遠方から直接取りに来る人もいる。スチール製のものに比べて、自分でカスタマイズを簡単にできるのが魅力で、木材と釘、かなづちがあれば、棚やカウンターを取り付け可能だ。
さらに、用途に合わせたオーダーも可能。放課後デイサービスでは、滑り台と組み合わせて、子供たちの秘密基地に。さらに、2棟組み合わせて珈琲の焙煎所にも。倉庫として使用する場合も、外装材を取り付けることでミニチュアのような仕上がりにもできる。
想像力次第で秘密基地やバイクガレージ、様々なものに姿を変える。それが変幻自在の小さな空間「Ajito」だ。
取材先:さんたハウス
担当者:代表 山川吉信さん(57)
住所:長崎県長崎市琴海大平町1951
電話:095-885-2865
HP:http://www3.cncm.ne.jp/~santahouse1996/index.html
 

取材後記

最初に「Ajito」を見たとき、子供のころにあこがれた、秘密基地を連想しました。
ちょうどいい広さ。木の香り。自分だけの空間。「何を入れようかな?」「何を付けたそうかな。」取材のとき、そんなことを考えました。
山川さんがバイクガレージとして始めた「Ajito」は、ショップになったり、子供たちの秘密基地になったり、様々に形を変えていきました。
取材で出会った施主の皆さんがそれぞれ、趣味の部屋や仕事場として自分だけの空間を作っていて、カメラマンと二人で「これ良いね~!」とテンション上がりながら撮影していました。
畳3畳ほどの広さ。だけど、心地いい。このご時世だからこそ、「Ajito D/birth」を使って、ちょっと贅沢なお家時間を過ごすのもいいですよね。

(NBC長崎放送 / 髙村真矢)

この記事はいかがでしたか?
リアクションで支援しよう

radiko 防災ムービー「あなたのスマホを、防災ラジオに。」