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納豆菌が世界を救う!?水質浄化の新提案

10年以上も水を変えていない水槽がある。蒸発した分だけ水道水を足してきただけだというが、魚は元気に泳ぎ回り水も濁っていない。その秘密は水槽の中に入っているブロックだ。ブロックに封入されているのは納豆菌。

納豆菌は臭いの元になるアンモニアや汚れの元になる有機物を食べ、分解する働きがある。その働きを水質浄化に利用した商品なのだ。

納豆菌の働きに着目し、商品を開発したのは阪本恵子さん(58)。それまで主婦だった阪本さんは12年前に会社を興し、このブロックを商品化した。当時は砂場の大腸菌や生活排水による川の汚染などが問題になっていた頃。子供たちのためにきれいな環境を残したいと独学で微生物を学び3年かけて開発したのだ。

現在、阪本さんの会社が販売している商品はカビ抑制剤や水質浄化商品など、全て納豆菌などの微生物を使った環境に優しい商品だ。

こうした商品は世界からも注目されている。マレーシアやインドの国家プロジェクト、台湾、ブラジル、韓国など数カ国との取引が続いている。

今年、阪本さんは中国への本格的進出を計画している。中国・天津に工場を設立したのだ。中国での本格的な販売を目指し多忙な日々を送る阪本さんの想いとは。
㈱ビッグバイオ http://www.big-bio.com/ 電話:0964-47-5810

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