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世界中から畑が見える! IT社長の攻撃型農業

ビジネス
去年11月、スペインで開かれた世界大会で、優秀な農業法人に贈られるアワードを、国内で唯一受賞した農業法人がある。熊本県益城町の松本農園だ。

代表をつとめた松本武さんは、「畑が見える野菜」というシステムを考案、これは野菜商品に添付された識別番号をホームページに入力すると、世界中どこからでも、その野菜が育った畑が航空写真で見えたり、作業工程や使用された農薬まで、たちどころに履歴が分かるという生産管理システムだ。
ITを活用した攻撃型の農業を目指す松本さんは、この生産管理システムをもとに、「農業のフランチャイズ化」をはかろうと、去年、ベンチャー企業を立ち上げた。

いまや農産物の国際的取引の前提基準ともなっている国際認証「グローバルGAP」の取得を目指す中小の農業法人を支援するとともに、システムのネットワークを国内外に広げ、世界への販路拡大を目指す。
「10年後に光が見える農業を創造したい」という松本さんの挑戦は、日本の農業界に革命をもたらした。
ファーム・アライアンス・マネジメント
住所 東京都千代田区五番町5-6-207
TEL  03-3265-5090
松本農園
住所 熊本県上益城郡益城町上陳838番地
TEL  096-289-1555

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