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発酵食の達人直伝!ヨーグルト味噌漬け

薬膳アドバイザーの資格を持つ奥野紀代美さん。お孫さんのアトピーをきっかけに発酵食を研究。現在は発酵料理教室を主宰し、その魅力を伝えています。ご自宅にはぬか漬けや味噌の他自家製の発酵食がたくさん! 今回はその中から簡単にできて腸活にももってこいの逸品を教えていただきました!

●「発酵食専門」の料理教室 miso*miso   (090)3466‐8890

奥野さんおススメの発酵食は、ヨーグルトと味噌のW発酵の「ヨーグルト味噌漬け」。
ヨーグルトと味噌を合わせて大根、きゅうり、ニンジンなどの野菜を漬け込んだものです。

材料は味噌と豆乳ヨーグルトとハチミツのみ!豆乳ヨーグルトと味噌の割合は2:1。つけ床はこれだけでもOKなんですが、達人はハチミツを大さじ1杯。ハチミツに多く含まれるオリゴ糖が乳酸菌や酵母の働きを促進してくれるのだそう。

漬け込む野菜は生野菜をそのまま入れるのではなく、塩をふり10分ほど置いて水分をしっかり出したものを使います。空気を抜いてジッパーを閉めれば漬け込み終了。冷蔵庫に入れたらほったらかしでOK。保存の目安は10日くらいです。
一体どんな味なのでしょうか?漬け込んで2日目のものを食べさせていただきました...ほどよい塩気とまろやかさ! 抜群の浸かり具合で美味しくいただけます。食前にサラダ感覚で食べると、腸内で善玉菌が短鎖脂肪酸(たんさしぼうさん)という物質を作り出してくれます。これが"やせ酸"と言われ、脂肪の吸収を抑え、なおかつ脂肪の燃焼を促進する働きをしてくれるんだとか! ダイエット効果も期待できるというヨーグルト味噌漬け。簡単、手軽に作ることができます。
さらに、野菜をつけ終わった後のつけ床は料理にも活用! 達人おススメはヨーグルト味噌汁! メインの食材は角切りのトマト。トマトも味噌もうまみ成分(グルタミン酸)を含んでいて相性バツグン。体を温めることが大切なので、ショウガもたっぷりいれましょう。そこにヨーグルト味噌を投入。沸騰する直前に火を止め、あおさをトッピングすれば奥野流ヨーグルト味噌汁のできあがりです。

ヨーグルトの酸味とトマトの酸味もベストマッチ! ヨーグルト味噌を作ったら、ヨーグルト味噌汁にもぜひ挑戦してみてください。

2021年10月22日放送


タダイマ!  毎週月~金曜 ごご3時40分

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