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エントラーダ ~挑戦の先に~

ビジネス
大分市に去年1月誕生した知的障がい者のフットサルチーム「エントラーダ」。
「エントラーダ」とはポルトガル語で「入口」という意味で、チーム名には「挑戦への入り口」「社会への入り口」というふたつのメッセージが込められています。

所属している選手のほとんどが、昼間は就労支援施設や一般企業で働く社会人で、週に3回、仕事終わりに2時間練習しています。今年からフットサルの大分県リーグ(4部)にも参加していて、選手は健常者と同じ舞台で真剣勝負に挑んでいます。

今年9月にチームに加入した松本卓大さん(24)は、中学校から大学までサッカーをしていました。大学卒業後は佐賀県の企業に就職していましたが、コミュニケーションがうまくとれず、3か月で辞めてしまいました。その後は大分県内の別の企業に就職しましたが、周囲と馴染むことができず悩んでいました。そんなときに知ったのが「エントラーダ」でした。

番組では知的障がいのある選手たちがひたむきにボールを追いかける姿と、フットサルをきっかけに笑顔を取り戻し、社会復帰を目指す松本さんの姿を追います。

(製作:OBS大分放送 / 矢部 泰史)

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