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これぞ本物!最高の柚子こしょう

大分県日田市の川津食品は50年前に「柚子こしょう」を世に出したとされる。柚子こしょうとは、柚子の皮と唐辛子と塩をすり合わせたペースト状の薬味。

先代が作り上げた柚子こしょうは今も昔と変わらぬ製造方法で2代目の川津峰之社長(46)に受け継がれている。川津社長は柚子や唐辛子の生産地に自ら足を運び、柚子こしょうに適した最高の原材料を仕入れている。独自の配合で作られた柚子こしょうは、口に入れた瞬間、華やかな香りとともに、辛さとうま味が広がる。鍋料理や肉料理、麺などあらゆる料理の味を引き立てる。今では川津食品の柚子こしょうを求めてフランス料理店や大手菓子メーカーなどから声がかかる。さらに、限定販売の「柚子殿」は川津社長自らが仕込みを手がけるこだわりにこだわりぬいたプレミアムな柚子こしょうだ。1つ1620円にもかかわらず、売り上げも伸びている。そこには人々をひきつけてやまない本物の味がある。

添加物を使った柚子こしょうが多く出回るようになった昨今において、あくまで本物の味と香りを伝え続ける川津食品。効率化が図られる製造現場で、労を惜しまず丁寧に作られる柚子こしょうの秘密に迫る。
■取材先
会社名:有限会社川津食品
担当者:川津峰之 代表取締役社長
住所:大分県日田市前津江町大野2256番地
電話:0973‐53‐2501
HP:http://www.yuzu-kosyo.jp その他:粒柚子胡椒(青・赤) 594円(税込)
柚子こしょう(青・赤)(ペースト) 486円(税込)
柚子殿 1,620円(税込) ※年2回の限定販売
HPから予約販売

取材後記

日田市前津江町の川津食品を訪れた際、工場に入る前から柚子のいい香りが立ち込めているのに驚きました。(従業員の方たちは鼻が慣れてしまっているらしい)2代目の川津社長は、とにかくパワーのある人で、本当に自分がつくる柚子こしょうを「食べてほしい」というのが伝わってきました。取材中、私もカメラマンも川津社長から何度も柚子こしょうや、原材料の柚子皮、唐辛子を試食させてもらいました。辛いもの好きな私にとってはうれしい限りですが、辛いものが得意ではないカメラマン。しかし、そんなカメラマンも魅了されるのが川津食品の柚子こしょうでした。柚子こしょうと言っても様々な種類のものがあり、いざ食べ比べてみると確かに味が違う。やはり作り手がこだわって作ると、商品に結果として出ると感じました。

年2回の限定販売の柚子殿を筆頭に全国にファンをもつ川津食品は、これからもっと多くの人々を魅了し、ファンを獲得していくと確信しています。

これからは冷蔵庫の奥で眠ることなく、我が家の万能調味料として柚子こしょうが活躍してくれることでしょう。
担当:OBS大分放送 田中智基

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