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寝耳に水のミミズパワー

土を豊かにする生物の代表ミミズ。その研究から土壌改良植物活性液「アクアバランサー」が誕生した。その成分はアミノ酸19種類、動植物ミネラル30種類以上、微生物が100種類以上。農薬も分解し、土壌汚染が進んだ土地を改良する効果がある。

土壌を健康にするため、そこで育つ作物は食味が増し、収量も増える。平成27年に皇室献上米に選ばれた米「王冠」にもこの「アクアバランサー」が使用されており、その効果に農業を担う人々が太鼓判を押す。
開発者は小椋楠義さん(82)。ミミズが持っている微生物やアミノ酸に注目し、土壌改良や消臭の研究を重ねてきた。その中でミミズから作られた液体肥料が農薬を分解する効果を発揮。農薬分解剤として特許を所得した。

アクアバランサーは日本とは気候がまったく違うカザフスタンでも効果が発揮された。ミミズは世界中にいるため、現地に工場を設置した現地生産も開始。カザフスタンの国立研究所との共同研究も始まっている。
アクアバランサーを製造するクローネの社長佐藤雅洋さん(49)は「次の世代へ安全な土壌を残していきたい」と語る。未来へ豊かな大地を届けようとするクローネの挑戦を追う。

■取材先
会社名:有限会社クローネ
担当者:代表取締役 佐藤雅洋
住所:大分県大分市大字皆春166-5
電話:097-529-7428
HP:https://eco-krone.com/

取材後記

実はミミズの持つ微生物は、消臭にも効果があるんです。そのつながりが、車内クリーニングを携わるクローネとアクアバランサーの開発者の小椋楠義さんが出会ったきっかけでした。

これからのことでは、アクアバランサーを使った自然の循環をパッケージにしたいと社長の佐藤雅洋さんは語ります。アクアバランサーを使って野菜を育て、それを家畜に与えます。その家畜の糞をアクアバランサーで消臭し、それを畑の肥料に。クリーンな循環ができあがり、土壌が改善されていくというものです。

土を元気にするアクアバランサーはこれからも様々な場所で活躍を見せてくれそうです。

担当:OBS大分放送 三浦 大和
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