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こだわりの美味!!秘境からのチャレンジ

人口約2500人の宮崎県椎葉村は、日本三大秘境の1つとされている。
この村で建設業を営む鈴木組は、チョウザメの養殖業を行ってきた。その3代目、鈴木宏明さん(34)は、大学卒業後、大手通信会社へ就職。26歳で故郷椎葉村へUターンし、2014年に養殖事業を引き継ぐとキャビアの製品化に成功。当時、日本で数名しか作ることができなかったキャビアだが、採卵、塩の配合など、試行錯誤を繰り返し、1年かけて、完全オリジナルで完成に至った。

最初はたった1人でのチャレンジだったが、キャビア事業に興味を示す若者を積極的に採用。さらに、見学ができることで、来村者が増え、秘境の村が活気づいている。
2021年2月には、この養殖事業の拡大をプランに、中小企業の継承者が新規事業を発表する「アトツギ甲子園」でプレゼンを行い最優秀賞を獲得。

さらには、村の伝統食、豆腐を1年間味噌の中で発酵させて作る「ねむらせ豆腐」も事業継承した。村民からも愛されるキャラクターで、若い世代のリーダー的存在だ!
「新たなことにチャレンジし故郷に元気を与えられることが楽しい」という建設業の3代目に密着した。

(製作:MRT宮崎放送 /小川 研人)

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