PageTopButton

グローバルに羽ばたく!自由なたまご

宮崎県都城市に鶏卵業界が注目する会社がある。その名も「フュージョン」だ。 社長を務めるのは 赤木八寿夫(49)氏。祖父がはじめた養鶏業の3代目だ。3代目の赤木社長になり、売り上げは右肩あがり。 赤木氏は、養鶏家としては異色の経歴を持つ。アメリカでMBAを取得後、海外の50カ国にも上る養鶏場を視察したという。

そんな海外養鶏の知識を生かし、海外の基準に対応すべく、養鶏場はすべて自動化!スタッフも数名で何万羽も管理できるという。卵の仕分けなども自動化され、衛生管理も徹底。フュージョンのたまごは、香港や台湾にも輸出されている。 さらに赤木氏は、世界基準の養鶏場を建設。国内最大規模となるケージフリー型の養鶏採卵場だ。一羽あたりのスペースは従来の約3倍。ケージ内を自由に動き回れるのが最大の特徴だ。

海外、特に欧米では大手スーパーは飼育基準としてこれを導入。アメリカでも巨大スーパーチェーンなどが基準に沿った農場の整備を進めている。 世界を視野にいれた彼の経営手腕の根源には、二代目の父の教えがあるという。その教えとは?
■取材先
会社名:フュージョン株式会社
担当者:赤木八寿夫
住所:885-1202 都城市高城町穂満坊1001-1
電話:0986-58-6300
HP:http://www.amusegroup.jp/f_company_profile.html

取材後記

赤木さんとお話すると無駄なところがありません。すべての数字やデータは頭に刻んでいます。私の質問には常に即答でした。常に未来を見据え 世界を見据え、これからのことを考え続けているように見えました。

彼は「Time is MONEY」とくり返し言います。世界のスピードにまけないよう、なにかあったら、すぐ対応できる順応さと判断力。 世界を渡るというのはこういうことだ!とそばで見ていて感心しました!
そんな赤木氏率いるフュージョンの作る卵が、世界をはばたきます。これからのフュージョンのたまごの動向が、ものすごく楽しみであり、ワクワクしております。

担当:MRT宮崎放送 太田七菜子

この記事はいかがでしたか?
リアクションで支援しよう