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「1年かけて育てやっと収穫なので心が痛い」台風でナシが落下、農家が落胆

台風6号は九州の西の海上を北上し朝鮮半島に上陸しました。福岡県糸島市で26.9メートル佐賀市で27.5メートルの最大瞬間風速を観測し、交通機関が乱れ、農作物に被害が出ました。


◆収穫前のナシが落下し農家が落胆
佐賀県伊万里市の農園です。出荷目前のナシが落下していました。

高田農園・高田文和さん「けっこう落ちてますね、やっぱり1年間かけて育ててやっと収穫なので残念。心も痛いし金銭的にもこたえる」


◆遊園地の再開に喜ぶ親子も
10日の始発から運転を見合わせたJRの在来線と西鉄天神大牟田線。西鉄は午前10時すぎ、JRもほとんどの路線で昼すぎから運転を再開しました。

利用客「久留米に通勤しています。午前中のうちに早く復旧してもらえたので、仕事も助かります」

多くの商業施設や娯楽施設も営業を再開しています。通常より1時間半遅れで開園した「だざいふ遊園地」には再開を知った親子が訪れていました。

親子「携帯で雨雲レーダーとにらめっこしながら今日来られるかなと言って朝もずっとみて」
子「きょうはローラーコースターが楽しいです」

福岡県と佐賀県が風速15メートル以上の強風域を抜けるのは10日夜遅くになる見込みです。

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