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「それって意味あるの?」 九州にしかない“0限目”の授業 やめる学校が増加なぜ?

九州の多くの公立高校では、「0限目」と呼ばれる朝の課外授業が行われてきました。ところが今、廃止する学校が増えています。何が起きているのでしょうか。

朝課外やめたら「居眠りが減った」

熊本県教育委員会 前田浩志高等教育課長


朝課外をやめて、メリットについてこう話します。

熊本県教育委員会 前田浩志高等教育課長
「居眠りする生徒が減ったと聞いています。よりしっかりメリハリをつけて生活してもらって、より元気に高校生活を送ってもらえればいいなと思います。結果は始めたばかりなので実際に『それで学力低下しないのか?』という声は引き続きありますけど、そこは私たちなりに努力をして、授業の中でちゃんと生徒たちに理解を図れるように、家庭学習で予習復習をしっかりやって、っていうサイクルを作ります」
 

選択制にした高校では「学力向上につながる」生徒の声も


朝課外を継続する福岡県の福岡高校では、5年前から受講したい科目だけを選べるようにしました。そのため、参加している生徒たちからは朝課外に賛成する声が多く聞かれました。

福岡高校の生徒
「授業の復習や習っていないところができて、朝早く起きる習慣もつくので、休日もだらだらしないで済むかな」

福岡高校の生徒
「自分で勉強する時間ってなかなかとりにくいので、半強制的にでも授業みたいな感じで受けられたら学力向上につながるかなって思ってます」

記者
Qストイックですね?
「いやまあ…行きたい大学がけっこう上のところなんで」

福岡高校の生徒
「中学より起きる時間は早くはなりましたけど、そんなにきつくはないですね。慣れというか」

働き方改革やコロナ禍を経て生徒と教職員の意識が変わるなか、過渡期を迎えている「朝課外」 教育現場の試行錯誤が続いています。

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