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24年2月22日(木)放送 福岡県立三池工業高等学校

2024年2月22日(木)放送

福岡県立三池工業高等学校

 出演 電気科 3年  石田 大樹くん 

葭原 要くん

            河野 宗平くん

 

 

動物園のカンガルー用自動給餌機を制作した3人。

 

高さ約1.8メートル!一番上にエサ入れのボックスがあって、指定した時間になるとエサが下にある受け皿に落ちて、その受け皿が回ることで、遠心力でエサが撒かれる仕組みのカンガルー用自動給餌機です。

 

動物園からの要望で作ったこの自動給餌機。「広範囲にえさを飛ばして欲しい。ただお客様にエサが当たらない様にして欲しい。」との動物園からの要望に応え、エサが2.3メートルの距離に飛ぶように、制御回路の信号が出る時間をコントロールし、受け皿の回転数を減らすことで距離を調整し、何度も失敗を重ね完成しました。

 

完成した自動給餌機は、自分達で大牟田市動物園に設置、実際に使われています。「動物園の方にとても感謝された。」と振り返ります。

 

 これまでの先輩達もモルモットの給餌機や猛獣用給餌機を作っていて、今回で5台目です。

 

 春から電気関係の仕事に就く河野くんは、「物を作る難しさや楽しさを学んだので、社会人になってもこの経験を忘れず頑張りたい!!」

 春から自動車部品を製造する会社に勤める葭原くんは、「自動給餌機を作って、数センチ数ミリの違いが大切な事が分かった。会社でも丁寧に作り、お客様に感謝される製品を作って行きたい。」と話します。

 石田くんは、「動物園側の要望に応えらえるよう必死に作りました。モノづくりの難しさをより一層感じた。大牟田動物園に行った際はぜひ、見てみてください。」と話していました。

 

 

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