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若い世代に知ってほしい 自分のからだに向き合う「プレコンセプションケア」

将来、子供を持つことを考えている人をはじめ女性やカップルに健康管理を促す取組、「プレコンセプションケア」を国や自治体が推奨しています。中にはその取り組みの一つとして、検査費用の一部を助成している自治体もあります。

喫煙で卵子の数が減少も

 

蔵本ウイメンズクリニック 蔵本武志院長
「喫煙が長期にあるような方は卵子が減りますので禁煙を指導する。卵子の少ない人には人生設計もいろいろ考えたらいいんじゃないですかというお話をします。逆にAMHが非常に高い方が中にはいます。高い方は糖尿病の予備軍もあるので、検査をしたり、あるいは食事などを見直したりするということも必要かと思います。」


福岡市にある蔵本ウイメンズクリニックには、月に3000人ほどの患者が訪れるそうですが、プレコンセプションケアの予約は5~6件にとどまるといいます。



 

蔵本ウイメンズクリニック 蔵本武志院長
「検査を受けられる方は、今は散発的でしょうか。あくまでも任意なので、患者さんがその気でなければ検査はできません」


不妊の原因の半数は男性と言われ、男性にもプレコンセプションケアが必要だと言われます。女性やカップルがライフプランを考えて、自らの体や生活習慣に向き合い健康増進を図ろうというプレコンセプションケア。もっと多くの人に知ってもらいたいヘルスケアです。

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