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こんにちは。RKBラジオのキャスタードライバー・スナッピー52期生の山村百星(やまむらももせ)です。5月20日放送の『Toi toi toi』内の企画「ガンバレ同好会・サークル!」で、北九州市立大学の「広告研究会watcha(ウォッチャ)」に密着しました。学生たちの情熱とセンスが光る、サークルの裏側をご紹介します。
学生8人が「北九州を、広告する。」
サークル名の「watcha」は、英語の「watch(見る)」と、北九州の方言「~ちゃ」を掛け合わせたもの。「北九州を、広告する。」をモットーに、文系学部の女子学生8人が、北九州市の魅力を発信するフリーペーパーや、インスタグラムの広告を制作しています。 年1~2回発行しているフリーペーパーは、企画立案から営業、編集まで、すべて学生主体で行っています。
企画: 自分たちが街を歩いて見つけたお店や気になる企業を提案し、取材
営業: 企業や団体に協賛の依頼
編集: デザインソフト「Canva」などを使って記事を執筆し、デザイン
発行: 印刷会社に依頼し、1刊につき800部を発行
完成したフリーペーパーは、学内はもちろん、市内の他大学や図書館にも置かれているそうです。
平成レトロから令和まで!20年の時代を映す雑誌
watchaは2006年に創部され、今年で20周年です。

最新号である2025年春の第38号を開くと、「厳選!大学生活のmy best必需品」というページが。スマホやモバイルバッテリー、イヤホンなどに加え、去年流行していた「グミ」が必需品として紹介されていました。

また、最終ページには「#ootd(outfit of the day)」というSNSで服装を投稿する際につけるハッシュタグを見出しに、学生のコーディネートがスナップ風に掲載されています。まさに「令和の大学生」のリアルですね。

一方、2009年秋に発行された第7号を見せていただくと…そこは「The 平成」な世界! 1ページ目には当時大流行していたボーダーのレッグウォーマー。「大学祭の楽しみ方」特集では、北九大の青嵐祭で、現在はなくなってしまった「ミス・ミスターコンテスト」がピックアップされていました。さらに広告欄には「ドリンクオール250円」の表示。インフレの今では考えられない安さです。
watchaのフリーペーパーは、まさにその時代の「今」を伝える写し鏡になっていました。
「DIY掘りごたつ」に隠された復活の歴史

部室にお邪魔すると、まるで古民家カフェのような、木の温もりにあふれた「掘りごたつ」がありました。窓からは日差しが降り注ぎ、大学サークルの部室らしからぬノスタルジックな雰囲気が漂っています。これ、すべて部員たちの手作りなんです。
実は2020年、新型コロナウイルスの影響でサークルの活動は一度ストップしてしまいました。しかしその後、2022年に当時の部長が「もう一度フリーペーパーを作りたい!」と一念発起。その活動再開の象徴として作られたのがこの掘りごたつです。当時のフリーペーパーには、この掘りごたつ製作の様子も記事として残っています。

現在は、部員みんなで掘りごたつを囲んで講義の課題に取り組んだり、お菓子を食べたりしているそう。編集長の橘さんは「ここの掘りごたつが一番集中できる」と答えてくれました。
ルールなしでセンス爆発!watcha流インスタ映え
watchaのインスタグラムに掲載する写真やそのデザインについては、あえて細かいルールを決めず、「みんなが自然と統一感のあるデザインにしてくれていて、結果的に綺麗にまとまっている」とのこと。

部室の奥には一眼レフカメラの箱があり、中にはかなり細かい「撮影マニュアル」がはいっていたのですが…今の部員のみなさんはその存在すら知らず、まったく使っていないとのこと(笑)。

最近の投稿では、大学近くに新しくオープンしたハンバーガー屋さんを紹介。鮮やかな黄色のデザインが目を引き、店主の方の元気なグッドポーズの写真が配置されています。 この投稿が初めての取材・編集だったという文学部2年の清浦あいらさんは、「店主がとても気さくな方だったので、アメリカの本場のような明るくて元気な様子を伝えたかった」と語ってくれました。1枚の画像でいかに魅力を伝えるか、深く考え抜かれています。
スナッピー×watchaの即興コラボ広告が完成!
番組後半の中継では、RKBのキャラクター「ももピッ!」とフリーペーパーのコラボ写真&編集をその場で実演していただきました。
撮影を担当してくれたのは、高校で3年間写真部に所属していた文学部3年の寺田このかさん。「明暗」にとことんこだわります。 掘りごたつの木の質感と、ももピッ!のぬいぐるみやフリーペーパーのコントラストが際立ち、写真の質感がプロ顔負けの仕上がりに!

デザインは、今年のwatchaのテーマカラーだという水色を背景に、スナッピーのテーマカラーであるピンク色を合わせたポップなもの。背景の色味さえも伝えるためのテクニックとして活かしていました。中継直前のお願いにもかかわらず、こんなに素敵な投稿を作ってくださり、本当にありがとうございました!
「紙の温もり」をWebでも!watchaの次なる挑戦
部長であり編集長でもある文学部3年の橘亜美さんは、「自分で作ったものがカタチに残るのが一番のやりがい。SNS全盛の今だからこそ、紙媒体でフリーペーパーを作り続けたい」と熱く語ってくれました。
その一方で、より多くの方に見てもらえるよう、過去のフリーペーパーをすべてWebで閲覧できるようにPDF化する作業も進めているとのこと。
「紙×Web」の両方で北九州の魅力を発信し続けるwatcha。次号の制作は6月からスタートするそうです。これからも彼女たちの活躍から目が離せません!
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山村 百星
スナッピー
出身地:広島県 誕生日:3月28日 自己紹介お願いします 九州各地40回以上のお祭りで「よさこい」を踊ってきたお祭り女です。「何事も自分から」がモットー!100人の方に取材をして、もものようにフレッシュな情報をお届けします🍑




















