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町おこしのその先へ ~長崎県東彼杵町~

長崎県東彼杵町。日本一に輝いたそのぎ茶や鯨が名物の町ですが、近年は人口流出が深刻で、県内で2番目に人口が少ない町として過疎化が進んでいます。
そんな町に、ここ数年で変化が起きています。新店舗が続々とオープンし、休みの日になれば県内外から観光客が訪れています。

その仕掛け人は、森一峻さん(38)。14年前に関東から地元・東彼杵にUターンしてきました。仲間とともに、一般社団法人「東彼杵ひとこともの公社」を立ち上げ、自営業をしたいIターン・Uターン者の創業や移住をサポート。取り組みが実を結び、5年で新店舗が20店舗以上、ここ10年で移住した人の数は400人に上り、少しずつ活気を取り戻しつつあります。
人口減少を食い止めることは難しい中で、今取り組んでいるのは、地元の人と、外から来た人たちの新しいコミュニティを作ること。

そこで始めたのが、取材活動です。森さんや移住してきたライターが地元の人を取材し、その魅力を記事にしてWEBサイト「くじらの髭」で発信しています。
取材や記事を通して、今、新しい人と人のつながりが生まれています。
町おこしのその先へ!新しい視点で町づくりに取り組む、森さんの姿を追いました。

(製作:NBC長崎放送 / 保田井 智恵)

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