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ソフトテニス部の女子中学生の悩みを解決!“お笑い界のテニスの王子様”たむらけんじが福岡に

テレビ
今回番組に一通の手紙が届きました。手紙の差出人は内浜中学校女子ソフトテニス部の久米佑依さん。中学2年生で新米キャプテンを務める久米さんは部活のことで思い悩んでいることがあるのだそう。その悩みを解決すべく一人の大物助っ人が駆け付けました。

内浜中学校の女子ソフトテニス部は、先月9月に3年生が引退して22人の新チームになったばかり。先日行われた初めての区大会では3位と健闘、福岡市の試合に臨みましたが惜しくも敗退。県大会出場を目標に日々練習に励んでいます。

そんな新チームのキャプテン・久米さんは中学入学からソフトテニスを始めて、先月キャプテンに選ばれました。チームを引っ張っている存在ですが、真面目な性格の久米さん本人は「指示の出し方が曖昧になってしまい、うまく伝わらずに皆の動きが悪くなってしまう」「前のキャプテンは明るく指示も的確で、自分と比べてしまう」と考え、「部員たちの気が抜けてしまうのは自分のリーダーシップの無さが原因だ」と思い悩んでいるようです。

女子ソフトテニス部顧問の那須野宏紀先生は、久米さんについて「目配り・気配りができる分、できていない部分にも目がいき気にしてしまっている」と話します。
久米さんの悩みを解決すべく、大阪から駆け付けたのは「たむけん」こと「たむらけんじ」さん。“お笑い界のテニスの王子様”と名乗る「たむけん」さんは、関西のテレビ・ラジオで数多くのレギュラー番組を持つ売れっ子芸人ですが、実は中学時代からソフトテニスを始め2年生の時に大阪府大会で優勝した実力者でもあるんです。

ソフトテニスは1884(明治17)年ゴム製のボールを使う「軟式テニス」として日本で考案され、老若男女が楽しめる生涯スポーツ。現在たむけんさんは、(財)日本ソフトテニス連盟の理事を務めていて、全国各地の中学・高校を回り、生徒たちと触れ合うことでソフトテニスの普及活動を続けています。

たむけんさんの登場に、「こんにちは!」と元気な挨拶で歓迎してくれた女子ソフトテニス部の部員たち。突然現れた有名人にビックリした様子です。
まずは久米ペアvsたむけんペアの練習試合で腕試し。一進一退のラリーが続きましたが、中学生パワーには勝てず久米ペアの勝利で試合は終了しました。
練習試合で汗を流した後、たむけんさんは真剣モードで眼光鋭く練習をチェック。
個別に専門的な技術指導を行った上で「久米キャプテンをどう思っているか」さりげなく聞き込みをしてみることに…。

1年生の部員は「すごく頼もしくて、いいキャプテン」「前衛の面でもすごく尊敬してる」と久米キャプテンを信頼している様子。久米キャプテンと同学年の2年生の部員からは「頼りになっていい存在」「一人で抱え込んで無理している時があるので相談してほしい」という声が聞かれました。

「ちゃんとキャプテンをできているのか?」「みんなはついてきてくれているのか?」と悩みを抱えていた久米さん。部員全員を集めて久米さんの悩みを打ち明けます。「久米キャプテンはどうか?」という問いに、部員たちは「最高!」と返してくれました。

たむけんさんは「最初は悩みを聞いてどんなチームなのか心配していたが、第一声の挨拶が気持ち良く、いいチームだと思った」と話し、久米さんもスッキリした笑顔に。最後にたむけんさんは「これが何かいいきっかけになって徐々に悩みが解決されたら嬉しい。仲間を信じて頑張ってください」とエールを送りました。

これからの久米キャプテン、そして内浜中学校女子ソフトテニス部の活躍を応援しています!

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