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ホークス栗原、野球人生で初めての大怪我からの復帰はサードのレギュラーが命題

本当に治るか不安だった栗原選手の膝の怪我

(井口アナ)ホークスの秋季キャンプを盛り上げた栗原選手。
来シーズンは大怪我からの復活を期すシーズンになります。今年一年の想いと来年に向けた意気込みを聞いています。
(栗原選手)苦しい一年でしたし、チームに貢献できなかった苦しさもありますし、なんかこう色々考えた一年でした。
(井口アナ)プロ8年目の栗原陵矢選手。過去2年間でレギュラーに定着し、今シーズンから背番号を24番に変更しました。打線の軸として活躍が期待されるシーズンでしたが開幕からわずか5試合目(3月30日)、守備の際に味方と交錯し診断の結果が左足前十字靱帯断裂などで今シーズンの復帰が絶望となる重傷でした。
(栗原選手)本当に良くなるのかなとか、治るのかなという不安は常にありました。頑張れば頑張るだけ早く治る怪我では無いですし、ある程度時間が経たないと治らない怪我なのでモチベーションは凄く難しかったです。

怪我からの復帰はサードのレギュラーが命題

------リハビリ期間は同じ事を繰り返す日々。先が見えず淡々と過ごす中でもメディアの前では気丈に振る舞います・・・・・
(栗原選手)カメラを回しても一緒のことしかずっとしてないですよ(笑)。こんな雨なのにマスコミの皆さんがこんなにたくさん来るんですか!凄いなぁ。

------明るく盛り上げるムードメーカーは驚異的な回復力で秋のキャンプに参加しました。
膝の状態は8割程度ながら、来シーズンのサードへのポジション転向を目指し守備の名手今宮と連日の守備練習に励んでいます。
(栗原選手)今宮さんには基本的に守備のことをアドバイスしてもらったり話を聞かせてもらったりしています。全て参考にしていますけど、足の運び方であったりハンドリングの柔らかさであったりスローイングなど本当に全てが参考になっています。

------野球人生で初めてという大怪我からの復活。そして、新たな挑戦に向けて来シーズンだけを見据えています。
(栗原選手)改めて本当に野球が好きだなというか、野球をやりたいと思いました。
今年一年何も出来なかったですし、来年あらためて試合に出たい気持ちが特に強く思えているので、その気持ちをしっかり持ちながらしっかりと自覚を持ってこのシーズンオフを過ごしたいなと思っています。
(井口アナ)苦しんだ一年を振り返っての栗原選手の言葉でした。
(元村有希子)持ち前の明るさがこうやってリハビリに前向きに取り組むパワーにもつながっていると思うので、しかもこの試練を乗り越えた分ぜったいに強くなっているんじゃないかと思います。怪我に用心しながら調整して欲しいと思います。
(井口アナ)そうですね。来年は松田選手がずっと担ってきたサードのポジションに挑戦ということですから、第二の熱男みたいな感じで頑張って欲しいですね。
(武田アナ)顔つきもちょっとしっかりされたのかなぁという印象もありますし、髭も松田選手を受け継いでいるのかなぁという感じもしました(笑)。
(井口アナ)もしかしたら意識しているのかもしれませんね。本人にも聞いてみたいと思います。ホークスを引っ張っていってほしいと思います。

カト淳の言い鷹放題!

2022年シーズンにホークスが優勝を逃した一番の要因は開幕から栗原選手が絶好調に打ちまくっていたのに5試合目で離脱してしまったことだと思います。もちろん調子の上がり下がりはありますが、本当に勝負強い強心臓も育まれていただけに悔やまれる大怪我でした。

とにかく明るく屈託の無いとても前向きな性格と真面目な野球への取り組みが印象的な栗原選手。自主トレを手伝いに行った時は球場にボールの絨毯ができるほどいつまでも打ちまくっていました。こちらが“そろそろ手の皮がやばいんじゃないかなぁ?”って終了を促しても“あと一かごだけお願いします”って夕日に照らされて元気に言っていたのをよく覚えています。
彼がシーズンフル稼働できたら2023年はホークスが優勝します!

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この記事を書いたひと

加藤淳也(カト淳)

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ラジオパーソナリティー&リポーター&時々テレビ(笑)出演し、麺と音楽と野球と映画を探求するのが趣味の中年期おじさん。子供の頃から番組を編集したり文字におこして分析しながら観ていた変わり者。