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【ととのいMAP】湯布院の森の大自然サウナ×地鶏せいろ蕎麦

”ととのう”とはサウナでの専門用語。サウナのあと、水風呂に入り、休憩をする…これを3回ほど繰り返すことで訪れる”快感”の状態のことを言います。「totonoimap」では温泉大国九州の魅力ある様々なサウナを紹介していきます。

同行いただくのは、WEBマガジン「九州とサウナ」プロデューサーの金沢昂紀さん。サウナが好きすぎてロシアからサウナの木材キット輸入し、家にサウナを作ってしまったという強者なんです。大手旅行会社でサラリーマンを務める傍ら、サウナ愛が前に出過ぎてWEBマガジン「九州とサウナ」をプロデュース。サウナイベントなども開催しています。
今回は大分県・由布岳をとりまく大自然を一望できる絶景サウナを紹介します。

パノラマサウナ「グランヴェルデリゾート」

大分県別府市にある「グランヴェルリゾート」は、グランピングやキャンプが楽しめる場所として今年の7月29日にオープンしたばかり。元々牧草地として管理されていた25万平方メートル(ドーム5個分)もの土地は、地元の人も入ったことがなかったのだそう。
そんな “ロストワールド=失われた台地”を開発してできたのが「グランヴェルリゾート」。施設からは由布岳を一望でき、キャンプはもちろんグランピングでは「ななつ星」を監修したシェフが考案したメニューをいただけるんです。他にもイタリアのような教会での記念撮影や動物とのふれあい・餌やり、ワイルドクルーザー体験、ドローン体験など様々な体験を楽しむことができます。
「グランヴェルリゾート」にあるサウナはフィンランドに古くから伝わる樽型の形状をした“バレルサウナ”。前面に耐熱ガラスが使用されているので、中にいるのに外の景色を眺望でき、紅葉(11月下旬が見ごろ)や雪化粧など季節の移ろいを感じながらサウナが楽しめます。
サウナの後は地下水を使用したキンキンに冷えた水風呂で、火照った体を冷まします。水風呂の次は、水風呂の隣にある外気浴スポットへ。バーのようなカウンターやハンモックで過ごす時間は至福のひととき。そして新たなととのいスペースとして出来た“露天風呂”は、目線の高さに大自然&正面に夕日が見える構造となっていて、心癒されること間違いなしです。
グランピング(1名)
※1泊2食・2名1室
※全国旅行支援利用可能
2万4,200円~
キャンプ料金(大人)
※全国旅行支援利用可能
1,100円~
ワイルドクルーザーライド(5周/約20分)1,100円
ドローン飛行&空撮(約30分)
※レンタル料込み
3,300円
飛行場貸し出し(2時間)2,000円
サウナ&露天風呂 キャンプ利用(1名)
※デイキャンプ可
※グランピング利用者は無料
利用時間:午後3時30分~午後9時
2,500円
〇グランヴェルデリゾート/大分県別府市天間
電話番号:(0977)78-2081
 

育成型ツリーサウナ「青トンカチ」

大分県由布市湯布院町川西にある「青トンカチ」。施設を手掛けているのは普段建築のデザインなどを行っている山本さんと梅田さん。この土地に一目惚れした2人は仲間と寄付を募り、全て手作りで「ツリーハウス」と「ツリーサウナ」を作りました。
2人によると「青トンカチ」は展示空間を含めて作品と見なす“インスタレーション作品”。クラウドファンディングのような形でアップグレードしていく“育成型ツリーサウナ”で、月に2回ほど開放日を設けて営業をしています。
薪ストーブを使った室内は約80℃で、サウナの断熱材には米屋さんからもらった「もみ殻」を使用するなどほぼ全てが端材や古材を使ったSDGsなサウナ。サウナの中にはツリーハウスの柱となっている木が突き抜けていて、木のいい香りが広がっています。
ロウリュに使うのは、爪楊枝などに使われるハーブ“クロモジ”という薬草で作ったアロマ水。セルフロウリュが可能で、優しいハーブの香りを楽しむことができます。
体が温まった後は山の地下水を使った水風呂で至福の水風呂タイム。
外気浴は「ツリーハウス」の2階へ。「由布岳に抱かれ、由布岳を抱ける」ような景色を眺めながらの外気浴は格別です!
さらに「ツリーハウス」の近くには極上のととのいスペースがもう一つあり、真正面から迫ってくるような由布岳を見ることができます。
相席利用3,000円
貸し切り利用1万5,000円
〇青トンカチ/大分県由布市湯布院町川西
電話番号:080-2023-3057
※次回のオープン日:11月19日(土)・12月3日(土)・17日(土)
 

森のSoba Cafeゆふそら

「青トンカチ」から歩いて2分のところにある「森のSoba Cafeゆふそら」。別荘地である場所に12年前に家を建て、8年前に店をオープン。絶景の中で蕎麦やガレッドなどを提供しています。
一押しのメニューが「地鶏せいろ(大分冠地鶏)」。蕎麦は毎朝そばの芽からひいた「二八蕎麦」を使用。大分の冠地鶏を焼き、特製の和出汁で煮込んだスープに「二八蕎麦」を付けていただきます。
付けダレには隠し味として食べるラー油を使用しているのだそう。1.2ミリと細めの?に付けダレを絡めて食べる絶品の一品です。
地鶏せいろ(大分冠地鶏)1,595円
〇森のSoba Cafeゆふそら/大分県由布市湯布院町川西
電話番号:(0977)85-2505
営業時間:午前11時~午後5時
定休日:水・木曜日(祝日営業)
 

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