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【酒蔵+ビール蔵+サウナでととのう!】新スタイルのととのいマップ!

”ととのう”とはサウナでの専門用語。サウナのあと、水風呂に入り、休憩をする…これを3回ほど繰り返すことで訪れる”快感”の状態のことを言います。「totonoimap」では温泉大国九州の魅力ある様々なサウナを紹介していきます。

同行いただくのは、WEBマガジン「九州とサウナ」プロデューサーの金沢昂紀さん。サウナが好きすぎてロシアからサウナの木材キット輸入し、家にサウナを作ってしまったという強者なんです。大手旅行会社でサラリーマンを務める傍ら、サウナ愛が前に出過ぎてWEBマガジン「九州とサウナ」をプロデュース。サウナイベントなども開催しています。
今回は福岡の人気クラフト酒と新感覚サウナのコラボレーションを紹介します。

八女市 べんがら村 「クラフト麦酒工房サウナ」

八女インターチェンジから車で15分の場所にある「べんがら村」は2022年4月にリニューアルオープンした複合施設。漫画も豊富に揃う休憩スペースにクラフトビール工房やカフェ、特産品販売所などが併設されています。天然温泉100%の温泉は外光を感じられる造りになっていて開放感抜群。大浴場には露天風呂や電気風呂、ジェット風呂などがあり充実した施設になっています。


サウナ好きの人々を虜にしてやまないという「べんがら村」のサウナ。ピンク色のライトで照らされムーディーな雰囲気が漂う室内は、従来の約2倍という広さでおよそ90℃に保たれています。最大の特徴はメインストーブのMETOS製「ikiサウナストーブ」に加え、座面の下に「ボナサウナストーブ」が備えられていること。二方向から蒸される構造になっているので、足元からも上からもしっかり熱を感じられます。
メインストーブでは30分に1回オートロウリュがあり、蒸気を楽しむことができます。さらにプロの熱波師が行う「アウフグース(熱波)イベント」も不定期で開催されています。


しっかりと体を温めた後は、ぬるめのお湯でかけ湯をして水風呂へ。金沢さんによると、水風呂をカットすると後々寒くなってしまうため、冬でも水風呂に入った方がいいとのこと。約17℃の水風呂には八女の天然水が使用されていて、水が柔らかく段々と肌に馴染んでいきます。
外気浴は露天風呂の隣にある「ととのいテラス」で。露天風呂にも浸かりととのい完了です!

入浴料金

大人700円
70歳以上500円
4歳から小学生350円


 

「べんがら村」の中にある、自社のクラフトビール醸造所「八女ブルワリー」も併設したビアレストラン「ガーデンディッシュ」。
「八女ブルワリー」では地元特産品を取り入れてクラフトビール作りを行っています。「ピルスナー」は低温でじっくり発酵させ八女茶をブレンドしたビール。コクがありスッキリとした味わいです。

食事は女子に人気のプレートランチ「博多和牛ロースステーキ」や八女市矢部村のしいたけを使った「そまりあんカレー」などを提供しています。
中でも一押しのサ飯が「八女ふくふく豚のピリッとコク旨やめられん丼」。「八女ふくふく豚」は八女市上陽町で餌に八女茶を加えて飼育されたブランド豚で、臭みがなく旨味がしっかりあるのが特徴です。豚肉を鉄板で焼き、特製?油ベースのピリ辛ダレで味付け。ご飯と豚肉の上に八女産の野菜と卵をトッピングした一品です。柔らかい豚肉とピリッとした辛さ、卵のまろやかさがマッチしていて、サウナ後の体に染み渡ります!

ピルスナー600円
博多和牛ロースステーキ1,980円 ※ライスに変更可能
そまりあんカレー980円
八女ふくふく豚のピリッとコク旨やめられん丼1,180円
クラフトビール醸造体験(毎月4組限定)約40本4万5,000円~

べんがら村/福岡県八女市宮野
電話番号:(0943)24-3339

うきは市いそのさわ「老舗酒蔵サウナ」

福岡県知事賞を受賞した「駿 純米酒」が作られているうきは市の造り酒屋の敷地内に、2022年3月に完成した「酒宿いそのさわ」。“お酒を飲んだら泊まるしかない”ということで、蔵人が利用していた築130年の一軒家をリノベーションし、酒蔵の中に泊まれる宿「酒宿」を作りました。

昼は食堂「うきは食堂」、夜はバル「蔵バル恵比須」として営業していて一般客も利用可能。宿は1棟貸切スタイルで、料金は1棟貸切4名利用で平日7万7000円。日本酒飲み放題という酒蔵ならではの嬉しい特典も付いています。 
メインである「酒宿いそのさわ」の真骨頂・サウナエリアでは酒米になりきって?過ごせるということで、まずは日本酒の“仕込み水(シャワー)”で体を洗浄。次に蒸し工程であるサウナへ。“酒樽”に見立てられた宮崎の杉材で作ったバレルサウナ。室内は約80℃で温度変更もできます。またロウリュの桶が“米びつ”になっていて、セルフロウリュが可能。目の前にあるサウナストーブでじんわりと蒸されます。 
体が温まったら日本酒を造る際のタンクを改良して作られた水風呂へ。何度か水風呂に入ることで水の中に溶け込み、醸造され段々日本酒になっていく…という工程を楽しむことができます。 
外気浴はロケーションが最高のセルフインフィニティチェアで。鳥のさえずりとそよ風を感じながら、ととのい完了です!

サウナ後もお酒になりきり“体内から発酵する”ということで、うきは市のおいしいご飯と酒粕を使った料理とお酒をいただきます。 
「うきは食堂」で提供する「酒粕ミルクセーキ」には酒粕とうきは町の「伊藤ファーム」で平飼いされた鶏の卵を使用。甘酒のようなお酒の風味が味わえる甘さ控えめのミルクセーキです。 
「蔵バル恵比須」では焙煎麦を使った芋焼酎「イソノサワ―」を提供。コーヒーのような甘さをベースにしたソーダ割りで、香ばしく飲みやすい焼酎になっています。 
食事の一押しは「おでん」。うきはで作られた?油ベースのお出汁で、地産の豆腐や野菜などを煮込んでいます。「豆腐屋のがんもどき」は噛むと熱々のお出汁がジュワッと出てきて、豆腐の風味が感じられる一品。「うきは産の流川蓮根」はしっかりと味が染み込んでいて、お芋のようなホクホク感を楽しむことができます。

1棟貸し切り 平日 朝食・夕食あり(4名まで)7万7,000円

※1名追加 1万6,500円)
※小学生以下は無料
☆宿泊者は日本酒飲み放題
※仕込み水、スムージー、酒のあて、アニメティー付き
・サウナ利用料金※宿泊者は無料

平日日帰り2時間※午前11時30分~午後1時30分1万4,000円~(2名)

うきは食堂

酒粕ミルクセーキ500円

※宿泊者は無料で提供

蔵バル恵比須

イソノサワー400円
おでん100円~
豆腐屋のがんもどき120円
うきは産 流川蓮根200円

うきは酒宿いそのさわ/福岡県うきは市浮羽町
昼:うきは食堂
夜:蔵バル恵比須

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