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穂高神社でひと息 ~安曇野市~

JR穂高駅から歩いてすぐ。観光スポットでありパワースポットの穂高神社。
最大のおもしろさは「山の中の神社なのに、お祭りされているのが海の神様」という点でしょう。

ご祭神は三柱。主祭神が穂高見命(ホタカミノミコト)。
ほかに、綿津見命(ワタツミノミコト)と瓊瓊杵尊(ニニギノミコト)。
「穂高見命と綿津見命は親子で、綿津見命は海の神様なんですね。その息子さんをお祀りするということで、海の神様が山にお祀りされてるのが特色です」と、穂高神社権禰宜の等々力良勝さん。

その理由については「いろんな説があるんですけど、古代に九州で活躍していた海人族の安曇族が、山国信州に入ってきて、その祖神様をお祀りするようになったのが始まりではないか、と言っております」と、おっしゃってました。
古代の安曇族の活動の中心地は、北部九州。綿津見命のをお祀りする「海神の総本社」とされてきた福岡市東区志賀島にある志賀海神社が、穂高神社の親なんですねえ。

というような古代ロマンも感じながら、穂高神社を参拝した後は、敷地内にある『あづみのバザール若松屋 穂高神社店』で、コーヒーをいただくのがおすすめ!

ご主人の寺井篤樹さんの焙煎したコーヒーが、とってもおいしいんです。
「うちのコーヒーも人によっては『おいしい』って言ってくださるんだけど、横から誰かがね、『あ。水がうまいんですよ』って言うの。
コーヒーはホットもアイスも、穂高神社の宮水を使ってます。
あんまりこだわらないんで、言わないんですけどね」と、寺井さんが笑いながらネタばらししてくれました。

若松屋のもうひとつの看板商品が、素焼きのアーモンド。
これも寺井さんが丁寧に焙煎したもので、とっても香りがよく、甘みと旨味がいい逸品です。
ほかにも地元で採れた山ブドウのつるを編んで作ったカゴや、ドライフルーツ、手作りジャム、有機栽培のにんじんジュースやトマトジュースといった、「おばあちゃんやお母さんの作ってくれる塩おにぎりのようなおいしさ」を追求した逸品を探してきて紹介してくださってます。
安曇野を楽しむには「自然が豊富なところですから、少し歩いてもらうってことですかね」と、おっしゃってました。

□ 穂高神社 →
http://www.hotakajinja.com/
□ あづみのバザール若松屋 →
http://uwasano.bazaar-komachi.com/
□ 安曇野市観光協会 →
https://www.azumino-e-tabi.net/
□ 長野県公式観光サイト →
https://www.go-nagano.net/
□ FDA フジドリームエアラインズ →
http://www.fujidream.co.jp/

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