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上高地の黄葉 ~ 松本市

暮らし
標高1500mから、清流梓川~森の木々~3000m級の穂高連峰の峰々を仰ぎ見ることのできる山岳景勝地「上高地」。
「神降地」とも称されるほどのこの場所を秋に訪れるのは初めてです。
西日本新聞旅行とのコラボレーションツアー「秋のアルプス山岳郷~上高地・乗鞍高原~と安曇野を楽しむツアー」で、リスナーのみなさまとご一緒!のおかげか、驚くような絶景!

紅葉…といいますが、上高地は黄葉がメインです。「カラマツは特に鮮やかに、黄金色になりますね」と、今回宿泊させていただいた『ザ・パークロッジ上高地』支配人の中條太郎さん。バスで上高地に入って、一番手前の大正池からバスセンターまで散策中の梓川沿いにあるカラマツの並びも、息をのむ美しさでした。(曇り空でもきれいだった)

早朝、5時にロッジを出発して、片道1時間半ほどかけて上流域の「穂高神社奥宮・明神池」へ向け散策。
出発時はまだ真っ暗。
ライト無しでは歩けません。
その時に見た星空の輝きがすごい!星が近い!見慣れたオリオン座の周りにあんなに星々が散らばってたなんて知りませんでした…というようなレベルで見えます。
星がキラキラしてまばゆいくらい!
明神池に着いた頃には夜明けが近づき、放射冷却現状でマイナス2℃。
明神岳のてっぺんが、間もなく出てくる太陽の前触れで赤く染まっています。
ほほう、これがモルゲンロートなのね。
日の出具合が進んで山頂の赤みが薄くなると、今度は、直接見る山頂の赤さより、水面に逆さ明神岳として映る山頂のほうが赤が濃いんです。
おもしろい。

ロッジまで戻る散策路は、黄色の葉っぱでいっぱい。
背中から太陽が昇ってきて、黄葉が黄金色化していきます。
20秒ごとに光の輝きが進んでいき、そのたびに黄葉の波が押し寄せてくる感じです。
黄葉がまぶしいなんて、思ってもみなかった~。心がぷるぷる震えてきます。

さらに赤やオレンジの葉っぱたちが呼ぶので、なかなかロッジまで帰れません(笑)。
上高地は11月15日に閉山式をおこない、来年4月27日の開山祭まで冬休みに入ります。
中條支配人曰く「上高地は4月から11月までしか営業してませんが、その半年間に四季があるっていいますかね。
今、10月末ですけどみなさんお住まいのところからするとここは冬ですよね。
山はもう雪で白くなってたり。そういうところを見ていただければいいかな」と。
お天気によって、それが好天でも雨模様でも、感じられる「上高地」の姿は変わりますし、何なら30分、1時間ごとに様子が変わることだってある上高地。
ぜひ、宿泊して時間を過ごしていただきたい。
ちなみに『ザ・パークロッジ上高地』のお食事は、とーってもおいしい!ビュッフェ形式なので、何度もおかわりしてしまう危険なおいしさです(笑)。
山小屋設定のお部屋ですので山旅気分を楽しみましょう。

お部屋にラグジュアリー感を求めるなら、梓川をはさんでお向かいの「五千尺ホテル上高地」がおすすめ。
五千尺ホテルでは(宿泊せずとも)、ティールームでケーキセットをいただくのがうちのチームの定番です。

来年も、上高地に行くリスナーツアーを計画しております。
日程は、最初に「さわやか信州リポート」でお知らせしますので、ぜひ、番組を聞きながらお待ちください。
□ 上高地公式サイト → https://www.kamikochi.or.jp/ □ ザ・パークロッジ上高地 → https://lodge.gosenjaku.co.jp/ □ 五千尺ホテル上高地 → https://www.gosenjaku.co.jp/ □ 新まつもと物語 → https://visitmatsumoto.com/ □ 長野県公式観光サイト → https://www.go-nagano.net/ □ 信州まつもと空港地元利用 → https://www.matsumoto-trip.com/airport-arrival/

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