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地産地消のエネルギー!青空コンセント

再生可能エネルギー自給率全国1位の大分県。温泉を利用した地熱発電を始め、自然エネルギーの活用が盛んに行われている。
近年、注目を集めているのが太陽光発電。有害物質の排出量が少なく、エコでクリーン。 現在、日本の太陽光パネル設置数は世界トップクラスを誇る。

そんな中、大分県中津市のモノ作り企業が開発した装置が話題を呼んでいる。 蓄電池と太陽光パネルがセットになった完全独立型の太陽光充電ステーション「青空コンセント」だ。蓄えた電力を、100V対応のコンセントで繋ぐことで小型電気自動車の充電や、家電を使用することができる。 基礎工事が不要で、災害時の緊急用電源としてなど、様々な特徴を兼ね備えている。

開発したT・プラン株式会社の寺下満社長大分県姫島村の出身。 中学校卒業後は島を離れ、技術者としての道を歩む。 交通の便や、インフラ整備が整っていない地域の暮らしを支えたいという思いからだ。 青空コンセントの開発をきっかけに広がる、寺下さんのエコツーリズムへの思いに迫る。
取材先
会社名:T・プラン株式会社
担当者:代表取締役 寺下満
電話:0979-53-8880

取材後記

番組でスポットを当てたのは、完全独立型の太陽光発電システム「青空コンセント」。大分県中津市のモノ作り企業が手掛けた装置です。
大手自動車メーカーが開発した超小型EVの充電ステーションとして、交通の便が悪い島などに設置されています。

最近、私も家に太陽光パネルを導入しましたが、青空コンセントのようにどこでも簡単に設置できて、太陽から蓄えた電力をその場で発電できるのはアイデア商品だと感じました。
これから、日本の島々やアジア圏に向けて、発信できればと開発者の寺下満さんは考えています。

当面の課題は開発費用を抑え、より効率的に電力を蓄えること。
暑い日々が続いておりますが、長時間のエアコンの使用や車の運転などをなるべく控え、CO2を排出しないよう私も奮闘中!
番組を通じて、改めてエネルギーの大切さについて考えることができました。

担当:OBS大分放送 都甲尚伸

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