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マンゴーに続け!アボカドを特産品へ

「森のバター」といわれ、滑らかな食感が特徴の「アボカド」は老若男女に大人気。世界一栄養価の高い食べ物としてギネスブックにも認定されている。
国内流通の99%が輸入品とされるアボカドが何と宮崎県で栽培されている。
アボカド農家の横山洋一さん(41)は8年前に就農。
初めて育てたものがアボカドだ。「どうせ育てるなら自分が好きなものを育てたい」とアボカド栽培をスタートさせた。

周りにアボカドを育てる人はおらず、ほぼ独学で栽培法を習得。4年の研究の末、去年本格出荷を迎えた。
スーパーでみかけるアボカドは1種類。しかし、世界で1000品種があるといわれ、横山さんは16種類栽培している。

宮崎生まれ、宮崎育ちのアボカドは「ひなたプリンセス」と名付けられており、国産というプレミア感に加え、滑らかな食感、華やかな香り、濃厚な味で店頭に並ぶとすぐに売り切れる大評判の人気商品。全国の市場関係者から注目を集めている。今まで宮崎県でしか販売されていなかったアボカドだが福岡でも販売が決定。南米特産のアボカドがなぜ宮崎で栽培が成功したのか?美味しさの理由は?また、マンゴーに続く宮崎の新たな特産品となるのか?
アボカドに夢をのせた生産者の思いに迫る。
■取材先
会社名:横山果樹園
担当者:横山 洋一さん
住所:宮崎市富吉2685
HP:横山果樹園 検索
その他:
宮崎・・・日向屋売店(宮崎空港2階)宮崎山形屋(宮崎市)
アボカド 1個1500円~3000円
※グラム計算。少し小ぶりなものを販売
福岡・・・岩田屋本店 地下1階 南国フルーツ
アボカド 3240円~少し大きめのものを販売

取材後記


「アボカドが宮崎で栽培??」
そんな珍しいものが宮崎で栽培されているとは・・・
百聞は一見にしかず!国産アボカドはまさにひょうたんみたい・・・
へ~っ。こんな風にアボカドってなるんだ・・・えっ?アボカドって1種類じゃないの??
農園の中で驚きの連続。試食させていただくと、「いつも食べているアボカドと違う!
滑らか!濃厚!!」と更に驚き!
衝撃の出会いは今から4年前。生産者の横山さんがまだ試験栽培をされていた頃です。

横山さんはマンゴー農家であるお父様を継ぐ為に脱サラし就農。
しかし、同じマンゴーだけを作っても面白くない。どうせなら自分の好きなものも作りたいという思いから、ほぼ独学でアボカド栽培をスタート。
今ではハウス2棟で本格栽培を行い、たくさんのアボカドを育てています。

お邪魔して毎回思うことは、雑草も生えていない葉っぱも落ちていない手入れの行き届いたビニールハウス内でアボカドは育てられているということ。
横山さんが愛情たっぷりに育てているという証です。
男のロマンから始まったアボカド栽培。
特産品になるのもすぐかも?しれません。
担当:MRT宮崎放送 下原口 塔子

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