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海外でも大人気!新茶のシーズン到来!八女茶

高級玉露の産地・星野村から中継

八女市星野村から中継!八女地方は高級茶の産地として知られていますが、中でも「星野村」は、全国一の品質を誇る高級玉露の産地!そしていま八女茶は海外でも大人気なんです!

新茶の出荷が始まったばかりということで、八女茶の魅力たっぷりとお届けします!

八女市「星野製茶園」にて、八女茶の魅力に迫る

八女市にある「星野製茶園」。創業は昭和21年、八女茶の製造から販売まで行う会社です。工場内はお茶の香りが広がっています。営業部主任・井上隆雄さんにご案内をいただきながら八女茶の魅力に迫ります。

まずは、お茶畑におじゃまさせてもらいました、が、そこは藁で遮光された空間…お茶は光合成することによってうまみ成分のアミノ酸を逃してしまうらしく、光を遮りながら育てるほうが良いのだということ。さらにこちらの栽培方法は”自然仕立て”ということで自由に伸び放題。これが本来のお茶の育て方なのだそう。今年出てきた新芽部分を”しごき摘み”(茎を摘まず、茎に指を滑らすように葉っぱを摘むこと)します。
新芽が出て一番柔らかくて美味しい部分を手摘みで傷つかないように摘みます。簡単そうに見えますが、摘むのはとても難しい!

いくつもの細かい選別作業でようやく商品に

摘んだ新芽を蒸して、揉んで、乾燥したものを”荒茶”といいます。ここからが選別作業。
大きく分けて”本茶”・”茎茶”・”粉茶”に分ける作業となります。選別に次ぐ選別、何段階もの作業があるそうです。

その1つが”廻し篩き(まわしふるいき)”による選別。機械の中には3枚の網が入っており、ふるうことでお茶の大きさを分ける、というもの。本茶の大きい部分は網に残り、細かい部分は下へ落ちるという仕組み。
2つめが”電気による選別”電気の磁場で使って本茶と茎茶を分ける水分量の多い、茎茶は吸い寄せられるという仕組み。
そして切断機で、長さを揃え、お茶の形を整えられます。

さらに”色による選別”。残っている茎(白い部分)が色彩選別機に反応して、風の力で跳ねのけられる選別方法。とにかく細かい選別作業が続きます。
そのあと、火入れ→乾燥→冷却→ブレンドを経て梱包されやっと商品になるという工程。
いやあ、手間がかかってますね。

新茶の美味しい淹れ方を教えていただきました!

現在、作られているお茶が「煎茶・星野さつき」(100g/1080円)。
味、香り、色の三位一体を楽しめる新茶。日本茶インストラクターでもある井上さんが美味しい淹れ方を教えてくれました。

まず美味しいお茶を淹れるには山水やミネラルウォーター(軟水)を使う事が望ましいとのこと。

【美味しい煎茶の淹れ方】
①沸騰したお湯を茶碗に八分目まで注ぎ冷まします。お湯の温度は70~80度が目安。
②適量の茶葉を急須に入れます。ティ-スプーンがおよそ3gなので、人数分の茶葉を入れます。
③湯冷ましした茶碗のお湯を急須に注ぎ、60秒位(深蒸し茶は30秒)お茶が侵出するのを待ちましょう。
④少量ずつ茶碗に注ぎます。数人分注ぎ分ける時は、少量ずつ注ぎ分け、味を均等にするのがよいでしょう。最後の一滴までしっかり注ぎ切ることがポイントです。

甘くてうまみの強い新茶。この時期ならではのお茶を味わうことができます。

スタジオで「星野さつき」の水だし緑茶を実飲

「星野さつき」の水だし緑茶をスタジオに準備しました。皆さん目をまんまるにして「美味しい!」「あまい!」を連発。
さらに、高田課長が見つけたのは、5gが5パック入って4104円という「八女伝統本玉露【極】」。5g800円という高級茶葉。お出汁のような味わいなんだとか。
さらに、母の日ギフトセットもあるので、ちょっと高級なお茶を母の日に。星野製茶園の商品は店舗の他、オンラインショップでも購入することが出来ます。

新緑の美しい季節、ドライブがてら星野村にお出かけになるのもよいのではないでしょうか?

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