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福岡から行く夏旅! ここが変わった沖縄&韓国 ~沖縄編~

福岡空港から直行便に乗って行きたい別世界の人気旅行地といえば「沖縄」と「韓国」。最近アメリカンムードがどんどん進み、新スポットが続々とオープンする沖縄には高田課長とLinQの髙木悠未が、”映えグルメ“や超コスパ美容体験が楽しめる韓国にはゴリけんと中上真亜子が行ってきました!

沖縄旅

福岡~那覇の直行便が1日20便以上! さらに、利用者数の多い国内航空路線ベスト5にランクイン(国土交通省「航空輸送統計調査 令和5年(速報)」)している沖縄。1月から4月の間に福岡から訪れた観光客は60万人以上という人気の観光地を、朝から夜まで満喫してきました。

崖に建てられた絶景カフェ「星野リゾート バンタカフェ」

那覇空港から車でおよそ1時間。「バンタ」とは沖縄の方言で崖のことを指し、その名の通り崖に建てられたダイナミックなロケーションが楽しめます。印象的な大屋根のデッキは、波の音が屋根に反響し、客席に降り注ぐ造り。このほか、大パノラマの海が眺められる「海辺のテラス席」や、自然の地形を生かした、木陰で涼める「岩場のテラス」、ゆったりくつろげる「ごろごろラウンジ」など、多彩な空間で思い思いの時間が過ごせます。

「まるごとパインのかき氷」(3,800円※予約可)は、沖縄生まれのパイナップル「ゴールドバレル」をまるごと1個つかったゴージャスな一品。ほかにも3種のマンゴーを使った「本日のマンゴータコス」(1,600円)など、夏休み限定メニューは8月31日(木)まで味わえます。

このほか、沖縄伝統の「ぶくぶく茶」から発想を得た「ぶくぶくジュレソーダ」(1,000円)や「タンカンチキンウイング」(900円)、「うちなーピザトースト」(900円)などの沖縄メニューも充実。あまりの居心地の良さにお客の平均滞在時間はなんと3時間! 
一日のフィナーレには東シナ海に沈む夕日も楽しめます。

「星野リゾート バンタカフェ」
沖縄県読谷村
098-921-6810

初心者でも楽しめる「瀬底島のダイビングツアー」

那覇空港から車で1時間半。沖縄本島の北部にある瀬底島は、近年、大型ホテルが開拓するなど注目のエリアです。ここで迎えてくれたのは、沖縄の海に魅せられて3年前に瀬底島に移住した福岡出身の井上佳子さん。酸素ボンベを使わないスキンダイビングのツアーを主催しています。

初心者は、安心のビーチからイン! ライフジャケットを着用してゆらゆら浮かびながら海の中を散策できます。10mも泳げば、そこには南国の魚とサンゴの姿が。水深はおよそ5mで比較的浅場のポイントのため、光が海の中まで差し込み幻想的な世界を演出します。

さらに、井上さんがつけているマーメイドに見えるロングフィンにも注目。ツアー参加者は沖縄の海と共に生きる”リアル・マーメイド“のような井上さんの美しい姿を見ることもできます。

「瀬底島のダイビングツアー」
1人4,000円
Instagram:@guardian_ofthesa_tour

ガイドも楽しめる宿泊施設「OMO5沖縄那覇 by 星野リゾート」

那覇市の中心部にある話題のホテルが「OMO5(オモファイブ)沖縄那覇 by 星野リゾート」。開放感のある吹き抜けのフロントは、街へ繰り出すための基地をイメージしているそうです。客室は1泊1室1万6,000円~(最大3名まで利用可)で、窓からの眺めも抜群!

滞在中の楽しみのひとつが「ご近所ガイドOMOレンジャー」と行く街歩き。設定されたプランの中から好きなコースを選べます。

「OMO5沖縄那覇 by 星野リゾート」
沖縄県那覇市
1泊1室1万6000円~(最大3名まで利用可)
※ご近所ガイドOMOレンジャーの利用は宿泊者のみで、料金は無料。

リニューアルオープンした「那覇市第一牧志公設市場」

一行は、田中ともみさんガイドのもと、沖縄の台所として住民の食文化をずっと支えてきた「那覇市第一牧志公設市場」へ。老朽化による建て替え工事を終え、今年3月にリニューアルオープンしたばかりです。1階には生鮮食品や加工品など沖縄特有の食材を扱う店が73店舗入っています。

創業70年以上の老舗漬物店「平田漬物店」には、約30種の漬物が並びます。試食の多さが人気のひとつで、高田課長たちもあれこれ味見。「ゴーヤーキクラゲ」(100g・600円)や「ミミガーの中華あえ」(100g・600円)、「島らっきょう塩漬け」(100g・1,200円)などをいただきました。

2階は12店舗の食堂が軒を連ねる飲食ゾーン。1階で購入した食材を調理してくれるシステムもあります(調理代は別途)。

創業50年の「はま食品」は、市場初出店。これまで宮廷料理専門店でしか味わえなかった「ジーマーミ豆腐」(1個150円)は売切必至の人気商品です。ジーマーミ豆腐とは、落花生とデンプンを火にかけて長時間練って作る沖縄の伝統的な豆腐。「混ぜ具合や空気の入れ方など、ちょっとした変化で食感が変わるほど繊細です」と、店長の大濵用輝さんが教えてくれました。豆本来の甘みやねっとりした食感がたまりません!

「那覇市第一牧志公設市場」
午前8時~午後10時(※店舗により異なる)

個性的なショップがたくさん!「港川ステイツサイドタウン」

那覇空港から車でおよそ20分。浦添市にある「港川ステイツサイドタウン」は、1950年代に米軍基地関係者向けに開発された住宅街です。現在は個性的なショップが集まる「レトロかわいい通り」として、観光名所になっています。

色とりどりのキャンドルが出迎えてくれる「RAiNBOW SOUL OKiNAWA」は、1年前にオープンした体験型ショップ。旅行の思い出に沖縄の守り神・シーサー型のキャンドル(ペア)を作るワークショップ(1人3,000円※要予約)が人気で、SNS上で話題になっています。

高田課長が気になった「AMERICAN WAVE」は、1950年代のアメリカ雑貨を扱うビンテージショップ。食器やアクセサリーなど、店主のデービッド・クリストファー・タウさんがアメリカ東海岸で仕入れた商品が並びます。なかには約110年前のシャツも!

「港川ステイツサイドタウン」
沖縄県浦添市

40店舗以上が集まるアイランドリゾート「瀬長島ウミカジテラス」

那覇空港から車で約15分。白い建物が並ぶアイランドリゾート「瀬長島ウミカジテラス」は、年間来島者数330万人超えの名所。40店舗以上の中から2人が選んだのは……

マイナス10度の世界が体験できるカフェ「アイステラス沖縄」(入場料1人1,500円・1ドリンク付)です。壁やテーブルまで分厚い氷でできていて、外とはまるで別世界。寒さに耐えられない人にはベンチコートや手袋のレンタルも用意されています。

氷の器に入ったドリンクで身体の内側からキンキンに! 店長の小沢哲也さん曰く「みんな寒くて長居できないので、平均滞在時間は10~15分くらいです」とのことでした。

「瀬長島ウミカジテラス」
沖縄県豊見城市

夏限定の一夜花を愛でる「サガリバナ鑑賞ツアー」

最後は、夏だけしか楽しめない夜のツアーへ。金城和男さんガイドのもと、およそ一時間半かけて那覇市国場集落をまわります。お目当ては「サガリバナ」です。

奄美大島が分布の北限で、亜熱帯に生息するサガリバナは、日暮れとともに花が開き夜明けとともに散る”一夜花“として、沖縄では昔から親しまれています。枝から垂れ下がるようにピンクや白に色づいた花が、まるで花火のように咲き誇っているのが特徴。近づくと上品で甘い香りが漂います。

散り際の姿を鑑賞したい人は、早朝5時頃がおすすめ。7時頃には、完全に散ってしまったサガリバナによるピンク色の絨毯が道路を鮮やかに染め上げます。まさに夏限定の沖縄の風景。ぜひ見に行ってみてください。

「サガリバナ鑑賞ツアー」
中学生以上3,500円、5歳~小学生3,000円(※中学生以下は保護者同伴)
ツアーは8月末までを予定。
おきなわ環境クラブ 098-833-9493

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