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ホスピスのシスター

長崎市の聖フランシスコ病院にあるホスピス病棟。
そこで、患者さんとご家族は人生最期の大切な時間を過ごします。
残された時間を過ごす病棟なのに、不思議なくらい悲壮感がありません・・・。
それは身体の痛みを医師が癒し、快適な環境を看護師が整えてくれるからなのですが、もうひとつ、心の不安をシスター・ヒロ子(70)が取り除いてくれるからです。
余命3か月を告げられた、90歳の西田さんは、いつもニコニコ。シスターと出会えて本当に幸せ、まるで親にもう一度会ったようだと語ります。シスター・ヒロ子は花のように明るくて、とってもせっかちで早口で、そしてちょっぴりおっちょこちょい。シスター然とした人を想像していると、ちょっと肩すかし。シスターが病室に入ると、空気がふわりと軽くなり、ユーモアあふれるシスターの言葉に誰もがくすりと笑ってしまいます・・・。愛と祈りで患者さんとご家族に寄り添う、素敵なシスターの物語。ヒロ子さんを通して、いとしい時間の過ごし方を考えてみませんか。シスターがつむぎだす言葉のひとことひとことは、これから生きていく者にも大切なヒントを与えてくれます。
(製作:NBC長崎放送 / 宮路 りか)

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