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一番札は僕が取る

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毎年5月5日こどもの日に開かれる諏訪神社の「長坂のぼり大会」。参加者は幼児から小学6年生までの500人。年齢別や学年別に分かれ、時に転びながら、時に泣きながら、懸命に石段を駆け上ります。みんなが目指すのは、ゴールに掲げられた栄光の「一番札」です。
この長坂のぼりに打ち込んでいる子どもが長崎市立諏訪小学校5年の小岩正汰くんです。自宅には小1から小4まで連続で取った4枚の「一番札」。今年は5枚目の一番札を取ることが目標です。正汰くんが初めて大会に出たのは1歳のとき。お父さんに手を取ってもらいながら長坂の73段を上りきりました。5年生になったいま、上る石段は136段に増えました。正汰くんの練習は、本番1ヶ月以上前から。放課後の2時間、徹底的に石段を駆け上る走りこみを続けました。そんな正汰くんにとって頼もしい友人が2歳年上の中学1年の山本明日斗くんです。明日斗くんは毎日練習に付き合い、指導してくれました。明日斗くんは小学生時代6年連続一番札を獲得し、去年大会を卒業した強者。共に長坂のぼり大会を通じて出会った親友です。
5連覇をめざす正汰くんとそれを支える明日斗くん。2人の友情で掴め一番札!
(製作: NBC長崎放送 / 大倉聡)

※2018年08月12日に放送されたものです。

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