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47都道府県中44位!福岡の男性はなぜ家事に非協力的なのか?意識調査を実施すると驚きの結果に

いよいよ子どもたちが待ちに待った夏休み。しかし一日中子どもたちがいるとなると家事も大変ですよね。
そんな中、夫が1日あたりに行う家事のランキングでは、福岡県は47都道府県中44位という順位に…。ということで今回は「お宅の家事シェアは?」というテーマで調査していきます。

男性の家事協力度は?

まずは、どのくらい男性が家事に協力してくれているのか街頭インタビュー。
「食器をさげるだけ」「してくれる時としてくれない時がある」「早番のときは料理をしてくれる」「料理や洗濯などたくさん協力してくれる」など、協力度は家庭によってさまざま。

「今のところ困っていることはない位協力してくれている」という方も家事のやり方に不満があることもあるそう…。
夫が家事に協力してくれない方は「結婚して20年以上経っているためすでに諦めている」「自分がするのが当たり前」「自分で生活できる経済力がないため我慢するのは仕方ない」と言う方がほとんど。

女性がご飯を作っているときは子どもたちをお風呂に入れたり、逆に女性が子どもの世話をしているときに手が空いているなら家事をしたり「臨機応変に動いてほしい」という意見もありました。

九州男児だから?

「九州男児」というと、男性は大黒柱として家族を支え、女性はそんな夫を支えるというイメージがあります。
実は今回インタビューをしていると男性が家事をしない理由に「九州男児」と言う方が多くいました。改めてスタッフがなぜ男性は家事をしないと思うか調査してみると、
  1. 九州男児だから
  2. しなくても良いと勘違いをしている
  3. 仕事が忙しいふりをしている
  4. やりたくないだけ
  5. 親の教育が悪い
(※19~78歳の女性249名にアンケート 番組調べ)

という結果に。なんと「九州男児だから」という意見が249人中149人も占めました。
また福岡の男性になぜ家事をしないのか聞くと、
  1. やっても文句を言われる
  2. 全部やってくれるから
  3. 仕事が忙しく帰りが遅い
  4. 家事より育児をやっている
  5. やりたくない
(※29~68歳の男性既婚者79名にアンケート 番組調べ)

という意見が出ました。

この現状を行政担当者はどう見ているのか、福岡県人づくり・県民生活部男女共同参画推進課の俣野加奈さんに話を聞きました。

俣野さんは「共働きの家庭が増え家族構成など世の中が変わってきているので、家庭での男女の役割を考えなおす必要がある」と話します。
また「家事というと掃除・洗濯・料理が思い浮かぶかもしれないが、家の中のゴミを集め分別したり、調味料の詰め替えをしたりなど名前はないちょっと手間のかかる作業もある。
それも含めて、夫婦や家族で一緒にすることで、より良い関係にも繋がるのではないか」とも言います。

お互い頑張って家事をやってあげているというよりも、気づいたら自然と協力し合っている仲になればより良い夫婦関係・家族関係を築けるのではないでしょうか。

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