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こだわりは納豆「そのもの」のパワー!

良質なたんぱく質を始め、様々な栄養素を含む日本伝統の発酵食品、納豆。腸内環境を整え、免疫力もアップすると、その効果は近年さらに注目を集めている。しかしその独特の匂いと粘りが苦手という人も多い。

そんな納豆の健康パワーに魅せられて、苦手な人にもその良さを取り入れて欲しいと、福岡市のそのもの株式会社が作ったのが「そのもの納豆」。
フリーズドライ加工で粉末にした納豆をカプセルに入れたサプリメントだ。中身は納豆以外何も含んでいない、純度100パーセントの納豆。カプセル状なので、納豆特有の匂いも粘りもない。3粒でおよそ10パック分の納豆菌を摂ることが出来るという。

原料にもこだわり、佐賀県江北町で作られた有機栽培の大豆を使用。さらに長年探した特別な納豆菌で作られている。粘りの多い納豆は、たとえ粉末にしても粘りがあり、カプセルに封じるのは至難の業。それを可能にした特別な納豆菌だ。

社長の日高絵美さん(46)は元々マーケティング会社に勤務。激務の中で体調を崩すことも多く、健康、特に腸の健康の大切さを感じる中で、納豆の力に魅せられた。
素材そのものの良さにとことんこだわりたい、そんな日高さんの思いに迫る。
取材先:そのもの株式会社 日高絵美社長
住所:福岡市中央区警固2-16-26
TEL:0120-361-160(9時~17時)
HP: https://sonomono.jp/

取材後記

納豆を食べられるようになったのは三十歳を過ぎた頃……という、納豆に対しては若干弱火のワタクシ。
最初に「そのもの」をお訪ねした際、「おいしいから食べてみて!」とヨーグルトにこな納豆を入れたものを出されて正直少し引きました。
でも……あれ? オイシイ……。納豆を納豆でしか食べたことのない私には、軽いカルチャーショック。そして取材の間にこのカルチャーショックが何度かありました。特にこな納豆を入れたバニラアイスは驚きのおいしさ!(個人の感想です) 騙されたと思って一度お試しいただきたいです。

こだわりの原料である佐賀県江北町の有機栽培大豆。温暖な九州では、農薬を使わないと栄養たっぷりの大豆には虫が付きやすく、それを手作業で取り除くなど尋常ではない手間がかかると言います。
そうやって丁寧に育てられた大豆ですが、化学肥料を使わないため一定の大きさ、質にはならず、納豆を作る時にもより細かな配慮が必要になってくるのだとか。

納豆製造を請け負う宮之原さんは、日高さんに「大豆にも手を出すんですか!?」と驚いたそう。大豆を作る北原さんも、納豆をつくる宮之原さんも、「そのもの」の日高さんの熱意に押され、そのこだわりに共感して手間を惜しまないプロフェッショナル。心地よい連携、九州のパワーを感じました。

(RKB毎日放送 /里山 千恵美)

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