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今週は芸術の街・松本市をご紹介!

まずは、あの小澤征爾さんが指揮をすることでも注目を集めるクラッシック音楽の祭典、サイトウ・キネン・フェスティバル松本( http://www.saito-kinen.com/j/ )のメイン会場でもある「まつもと市民・芸術館( http://www.mpac.jp/ )」。ここはすごいですよ~。全体が曲線を生かして設計されてまして、中に入ると、まさに別世界に誘うかのごときエントランスから大階段。ホールの中に入るとグラデーションのついた芳醇なワインのような美しい色の客席。そして、5階席まである客席の天井が上下して、同じホールを大ホールと中ホールに使い分ける事ができるんです。本格的なオペラが出来るステージは、500人が社交ダンスを踊れたほどの広さだそう。そのステージに立たせていただいたのですが、もううっとりするような気持ちのよさ。仕事柄、色んなホールのステージに立ちますが、こんな素敵なホールは初めて!
ホールの演技エリアと同じ広さのリハーサル室があって、ここではバレエやピアノの発表会だってできちゃいます。お庭が付いていて、結婚式と披露宴もできるんですって。
8:30~22:00までが開館時間で、その間メインロビーや屋上の庭園は入場自由。ロビーもおしゃれだし、レストランもあります。屋上「トップガーデン」はライラックと芝生の庭園で、建物の曲線に沿ってベンチが作られてます。市民の散歩コースやお弁当タイムに使われてるそうですよ。ここから見える北アルプスや美ヶ原高原も素敵です。
さらに、災害時には避難所兼防災センターとしての機能も持ってるんです。すごいぞ、松本。

この芸術館の斜め向かいにある
「松本市美術館( http://www.city.matsumoto.nagano.jp/artmuse/index.html )」も、建物自体が美術品のような美しさです。こちらの建物は直線的でシンプルビューティーなイメージ。何といってもイチオシは、松本市出身の草間彌生さんの作品!まず屋外の巨大オブジェが出迎えてくれます!さらに充実の常設展示室。美術館のコカ・コーラの自動販売機も草間彌生さんデザインの赤ベースに白い水玉模様。

今年は、フェラガモ銀座本店5周年記念の「マリーサ・バッグ」をコラボで手がけたり、「≒草間彌生わたし大好き」というドキュメンタリー映画が公開されたり(福岡ではKBCシネマにて)、美術ファンのみならず注目のアーティストなんですよ。草間さんの作品は、福岡市美術館の入り口にある黄色ベースに黒の水玉模様が強烈な「南瓜」や、福岡市健康づくりセンターあいれふの歩道に並ぶ巨大で派手な「3つの帽子」など、実は福岡の人にとっては身近に見たことがあるものなんですよ。
さあ、長野県松本市で芸術三昧はいかがでしょう。
● 松本市観光情報 → http://youkoso.city.matsumoto.nagano.jp/

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