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安曇野アートライン

北アルプスの麓、安曇野市から白馬村までの50kmほどの範囲内に約20の美術館・博物館があり、「安曇野アートライン( http://azumino-artline.net/ )」と呼ばれています。その中のいくつかをピックアップしてみました。
① 碌山美術館 ( http://www.rokuzan.jp/ )
日本近代彫刻の先覚者dd明治時代の彫刻家・荻原守衛(碌山)の作品を収蔵。30歳5ヶ月で亡くなったため、彫刻作品数は15点しかないけれど、力強く、生命力あふれる美しさを放っています。この建物は、50年前に29万9千人を越える人の募金と、碌山を讃える芸術家や美術学生の作品(建物そのもの・扉・ドアノブ・プレートなど)で出来ています。焼きしめたレンガ造りにツタがからまる、教会を思わせるすてきな美術館です。庭に設置されている「空を見るベンチ」も、すてき。

② 市立大町山岳博物館 ( http://azumino-artline.net/oomachi/index.php )
北アルプスの自然と、登山の歴史に関する資料について学べるところです。里山から高山の動植物の生態が解るように作られた展示室や、井上靖の小説「氷壁」のモデルになった切れたナイロンザイルや昭和20年代の山小屋の再現、登山道具の移り変わりが理解できます。
中でもイチオシは、3階からの北アルプスの景色!だそう。悪天候で私は見られませんでしたが(苦笑)
(写真:山岳外観・山岳館内・山岳道具)
③ ラ・カスタ ナチュラルヒーリングガーデン
( http://www.alpenrose.co.jp/garden/garden_index.html )
ナチュラル化粧品を作っている会社が、工場に併設した空間に癒しの庭園を作っています。ブランドテーマの「植物の生命力と癒し」に基づいて、身体は化粧品で、心はガーデンで癒してください…という思いが込められています。ゆっくり散策を楽しめるガーデンに、ハーブティーなどのドリンクが楽しめるカフェ、またオリジナルのアロマテラピー製品作りも体験できます。ガーデン内が混み合わないように、予約制になっているという徹底ぶりです。
(写真:ガーデン内+ガーデン水)

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