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安曇野ちひろ美術館 ~松川村

長野県は、「美術館・博物館の数日本一」!なんです。(平成30年度社会教育調査統計・文部科学省)
その数345館。(ちなみに2位は北海道の331館、3位が東京都の321館)ただ、冬の間は休館、というところも結構ありまして(笑)。
そんな美術館のひとつ、松川村の「安曇野ちひろ美術館」は、3月1日から再開です。
いわさきちひろ作品と世界の絵本作家の作品が楽しめるこの美術館は、作品を楽しむだけでなく、庭で癒され、ワークショップやカフェの利用も楽しく、ショップでのお買い物もわくわくする場所なんです。
松川村は、いわさきちひろの両親が、戦後、開拓農民として移り住んだ場所で、ちひろにとっては心のふるさとだったんだそうです。
安曇野ちひろ美術館・広報担当の宗像仁美さんは「花と子供の画家と言われる、いわさきちひろの描く子供たちは、“自分の知り合いの子供に似てる”とか“かわいいなあ”と感じる絵がきっとあると思います。
そういう、子供が持っているかわいらしさや無垢なしぐさを感じてもらえるのがここなんです」と、おっしゃいます。
作品も素敵ですが、館内あちこちにある「いす」が、またいいんです!館内の窓際やカフェには小さなイス=通称「ちひろいす」がありまして、これ、大人もちゃんと座れます。
座れるどころか、視線が下がって、身体がきゅっとまとまって、なんだか和むくらいの座り心地です。
展示室をつなぐウッドデッキには寝椅子があって、のびのび風に吹かれるも、お日様にあたるもよし。
また、ウサギ耳の背もたれの子供いすもとってもキュート!
いすに興奮する私に、宗像さんが「探してほしいのが、子供の部屋というスペースにあるいすです。
小さな、子供用のいすで、背もたれの形が全部違っているんですが、腰かける座面の板が、上手く並べると木目が一枚板に合うようになってるんです。」と、さらなるいす情報を提供してくれました。
それが、これ。かわいい~。
ちひろ美術館のコンセプトのひとつは「絵を見なくてもいい美術館」だそう。
お庭やいすを見ててもわかります。
カフェでお茶を楽しむだけでもいい場所。
そして、ショップで買い物にいそしんでもOKなんだそう。
「“ショップは第二の展示室”っていう考え方で、自分でお金を出して買うものは、じっくり絵をみるでしょう?
絵と一対一で触れ合ってもらえる場所なんです」と、宗像さん。
納得です。いわさきちひろの世界、じっくりゆっくり楽しめます。
□ 安曇野ちひろ美術館 → https://chihiro.jp/azumino/ □ 松川村観光協会 → https://www.matsukawamura.com/ □ 長野県公式観光サイト → https://www.go-nagano.net/ □ 信州まつもと空港地元利用 → https://www.matsumoto-trip.com/airport-arrival/ □ FDA フジドリームエアラインズ → http://www.fujidream.co.jp/

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