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日々別荘 ~ 塩尻市|中島理恵のさわやか信州リポート

江戸時代から木曽漆器の産地として栄えた漆工町・木曽平沢。重要伝統的建造物群保存地区でもある町は、ずらりと漆器屋さんが並びます。その中に昭和6年(1931年)に建てられた手島家の別荘が、「日々別荘(ひびべっそう)」という名前で生まれ変わりました。
中央の玄関から向かって左が日本建築。右が洋館。

洋館部分は1階がカフェとしても活用できるスタイルに整えられました。デザイン性の高い窓もステキです。

照明のスイッチもレトロ~!

ふすまで仕切られた8畳・4畳・6畳は、つなげて大広間としても使えます。

千鳥のふすまや調度品もかわいい。

敷地が250坪もあって、母屋の奥に中庭、2階建ての土蔵、さらに裏庭まで。まだまだ整備が続く予定。観光での宿泊、ワーケ―ション、小中学生の国内短期留学の宿などのほか、地元のお菓子やカフェを展開するマルシェ的使い方もされています。「日々別荘」の運営管理を担当している(株)しおじり街元気カンパニー・代表取締役社長の藤森茂樹さんは「どんな使い方ができるか提案してもらって、試行錯誤しながらいいものにしていこうと考えています」と、おっしゃってました。

「日々(ひび)別荘」って珍しい名前だと思うんですが、「昔から、町の人がここにお茶の会や文芸の会で、日々集ってきてたんです。これからも日々ここを使っていこうという意味も込めて」と、藤森さん。
さらに木曽漆器の職人さんの町ですから、木曽漆器を有料で貸し出してもらえる「かしだしっき」を、ここで使わせてもらうのもよいかも!
アーティストやデザイナークラフト作家さんなどが、自分の作品を展示・即売しつつ宿泊する…なんて使い方もありだなあ。
□ 日々別荘 →  https://hibi-besso.jp/ □ かしだしっき(木曽漆器青年部) →  http://kiso.shikkikumiai.com/seinenbu/ □ 塩尻市観光協会 →  https://tokimeguri.jp/ □ 長野県公式観光サイト →  https://www.go-nagano.net/ □ 信州まつもと空港地元利用 →  https://www.matsumoto-trip.com/airport-arrival/

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