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乗鞍岳でe-bike ~ 松本市

北アルプスの一番南にある乗鞍岳(主峰=剣が峰=3026m)。長野県と岐阜県に
またがるこの山には、自転車で走行できる国内舗装道路の最高地点があるのです。
標高は2716m。標高がそのまま名前になったバス停があります。乗鞍高原エリアから距離にして約20km。標高差1260m。平均勾配は6.3%。これまでは本気の自転車乗りしか走行できなかったけど、強い味方が登場しました。e-bike(電動アシスト付き
スポーツ自転車)です。高原内のアウトドアスポーツ拠点の「乗鞍BASE」でレンタルして2716mへ!残念ながらの雨天ですが、負けませんよ~。

とはいえ、運動能力低めの中島です。取材のためということで、電気自動車で自転車を運んでもらい、標高2700mでの乗り心地を体験させてもらうことになりました。軽くウイーンと音を立てて私のペダルこぎをサポートしてくれるe-bike。めちゃめちゃ快適です。五里霧中状態でしたが、風もひんやり心地よく感じられるくらい。そして空気がきりりとしてる!7月9日で、雪が残ってますからね。大雪渓では、スノーボードをなさってる方も!

ご案内くださった、のりくら観光協会宣伝担当副部長の奥灘康平さん曰く「お天気がよければ、上がってくる道中ずっと絶景」とのこと。登っていくと、森のトンネル→視界が開けて槍ヶ岳や穂高連峰が見え→高山帯に入って植物の高さが下がって→大雪渓には雪が残る…という感じ。「季節を逆行していくみたいになりますね」とも。

注意事項としては、e-bikeのバッテリーを消費しきってしまわない様に2716mまでたどり着くこと。貸出してくれる「乗鞍BASE」や「のりくら観光センター」から8kmほど登った「三本滝レストハウス」=一般車両の乗り入れ制限スタート地点=までは、NOアシストかできるだけアシストを使わないことを心がけた方がよさそうです。もしくは車で移動(笑)。
また、2700mは高山帯ですから、気温と天気の変化には要注意。防寒着、雨具などの装備と手袋は必須です。観光センターやお宿の方に相談して出発するのがよいかと。
自転車で走行可能なのは、乗鞍畳平シャトルバスが運行されている期間=7月1日~
10月末ごろ(予定)。バスが運休の悪天候時は走れません。

これからお盆くらいまでは高山植物が咲いてますし、曇ってる日はライチョウに会えるかもしれない。精神が洗われること間違いなしの乗鞍岳。体力と能力のある方は、ぜひ
e-bikeで登ってみてください~!
□ 乗鞍BASE → https://norikurabase.com/ □ のりくら観光協会 → https://norikura.gr.jp/ □ 新まつもと物語 → https://visitmatsumoto.com/ □ 長野県公式観光サイト → https://www.go-nagano.net/ □ 信州まつもと空港地元利用 → https://www.matsumoto-trip.com/airport-arrival/

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